享年86歳のSさん
11年の眠りから天国に旅立ちました。
セッコク
近所にお住まいのSさん
このセッコクを始めて頂いたのは2005年
この写真は2009年に初めて咲きました。
今年咲いたセッコク
セッコクが咲く4月になると何時までも
眠っているSさんを思い出しました。
ご家族のご苦労は大変だったと思います。
Sさんのご主人は今年2月享年88歳で
奥様Sさんを残して先に旅立ちました。
どんなにか先立つのに心残りだった事でしょう。
あとを追うように9か月後
今週にSさんの通夜告別式がありお詣りさせて頂きました。
Sさんには息子さん娘さん一人づつ健在。
息子さんから訃報を受けた時
私は「密葬しないのかな?」と失礼ながら思いました。
息子さんは「今僕に出来る事は父の時と同じ様に送る事」
今回参列して息子さんの気持ちが判りました。
祭壇はピンクと白い花で明るく品よく飾られていました。
Sさんは妹弟が多く5人がまだ健在
参列者は親類が8割でした。
Sさんは75歳の3月某日夜、風呂上りに意識がなくなり
ご主人はパニック、救急車を呼ぶのには
日付は変わらずでしたがちょっと時間が経過。
都内の有名病院に搬送、
翌日手術、そのまま目覚めず。
3か月後他の病院に転送、今日に。
やっとお骨になり帰宅出来た日の暮色。
尊き命について扱う時、
誰もが熟慮に慎重に速やかに行動判断しないと
其の後の結果が違って来ると思いました。
果たして自分の時には???