榎本博の活動

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山羊さんと働き生きる

2021年02月11日 | 日記
新聞にこんなタイトルの記事が目にとまりました。多頭飼育で効率のみを追求した「肉と乳」の畜産から、かつて牛馬が人と共に田畑を耕したように「畜力」によって地域に新たな環境をつくる「アニマルウェルフェア」(動物福祉)の両立で取組む50歳の起業家が10年前から始めた「山羊さんの掃除」。公園や工場の敷地にヤギを放して草を食べてもらう新しい農業の形として紹介されていました。今では近隣の工場の敷地などの除草の依頼が来るようになったそうです。これにはオマケがついていて地元の高校の生徒と、ヤギのフンを堆肥にしたサツマイモを原料に「ヤギさんのてみあげ」と名付けたお菓子を開発して販売、また地元の大学にヤギの除草効果を研究するフィールドを提供しているそうです。補助金に頼らなくても経済的にも回る。環境にやさしいこれからの農業あり方の一つではないでしょうか。
写真は、市内の久末地区で昨年から取り組み始めた「野菜クラブ」の畑。収穫した野菜の一部は施設等に提供。退職した地域の仲間が楽しみながら健康維持を兼ねた野菜づくりをしています。

今日の言葉
『他人を変えると思うな。他人が変わる状況や環境をまず自分が創れ』
過去と他人は変えられないと覚悟せよ。自分が職場貢献をやり続けていれば、必ず状況や環境が変わる。状況や環境を変化させているあなたの後姿に人はついてくるのだ。
日本創造教育研究所 心の日めくりより