FBのヘルムポンプからオイルがれています。
ハンドルの回転に違和感がありました。
パッキンを交換するためハンドルを外します。
ネットで調べるとこのニッパツ・メックのヘルムポンプはパッキン交換が簡単そうです。
xパッキンは断面がOではなくXです。キッチンの水栓などでも使われています。
ネジ3本外すとパッキンを押さえている座金が外れパッキンを取り出すことができます。
このパッキンは穴より少し大きい感じですが慎重に押し込みながらセットするとピッタリ納まります。
シャフトの根本周りがパッキンです。
ここまでは簡単でしたがこのあとのエアー抜きが・・・
緑と赤のホース先端がエア抜きポート。パッキン交換する前もここからオイルを少し抜きました。
ここからは悪戦苦闘のため写真がありません。
原因はオイル補給用のじょうご(漏斗)です。
漏斗はペットボトルを切って水道ホースの切れ端をビニールテープでつなげたものを用意しました。
それを↑↑↑矢印のキャップを外し漏斗のホース差し込み作動油を満たしておきハンドルを回します。
回した途端、ボコっと油が吹き出したり、油満タンの漏斗が倒れたり
FBは油まみれのぐちゃぐちゃで掃除に2時間かかりました。
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さて、これが3/29のこと、その後3回、延べ6時間ほどYBMにいったり湾一周したりしてました。
ところが先日(7月中頃) のこと翌日の出航のため下架して桟橋に係留しようとしたところ
突然ハンドルが空回り、幸い無風で、左右のエンジンを入り切りしてなんとか着岸しましたが
あとで見てみるとドライブは左いっぱいの位置のままハンドルが空回りしていました。
マリーナの整備スタッフに来てもらい見ていただきましたがその時は正常に動作しているとのこと
↑↑↑矢印のキャップを回したら油が吹いたからエアが抜けたのかも ? とのことです。
もし、出航中にFBが空回りしたら下の操縦席で対応できるとのことです。
その後も1時間ほど何回もハンドルを回しましたが空回りの症状は出ません。
そして翌日、三浦半島のあるマリーナに出掛け、ゆったり食事をして帰ろうとしたとき
突然来ました。
左いっぱいのままの空回りです。風の影響もあり岸壁との距離を取るのが精一杯。
そうだ下の操縦席!急いで下に降りコントローラーを下に切り替えハンドルを回すも
だめだ空回りする
エア抜きだ!
10円硬貨を キャップの溝にいれ慎重に少し回したところで油が一筋もれた
ハンドルを回してみると空回りしていない
とりあえず広いところに移動して様子を見るが何事もなかったように運転できる
10円硬貨とウエスをいつでも出せるようにしてホームマリーナに帰りました。
FBも下も同様に空回りする、すこし圧を抜くと治るということはシリンダー内でのエア噛みでは?
猛暑が一段落したらエア抜きをすることに・・・それまでに倒れない漏斗を準備しなくては・・・
↓↓↓これ探しています。
給油ジョウゴNE0838-00
仕様メモ
ヘルムポンプ
Y品番 GP5-60130-00
M品番 NE1067-00 ニッパツ
製造番号 9805016
■油圧シリンダー
NE0969-00
M品番 NE0970-00
Y品番 FR3-60350-00
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■ハイドロリックオイル(作動油)メーカー推奨
JOMO ハイドラックス 32 相当/ニッパツ・メック作動オイル NE0851-00 2L
(寒冷地・使用温度10°C以下は JOMO ハイドラックス ES22 相当 NE0809-00 (2L)
・ネオネットマリン http://www.neonet-marine.com/item/Q2WNHTG00001.html
・モノタロウ https://www.monotaro.com/g/00212910/?t.q=%83n%83C%83h%83%89%83b%83N%83X%2032
・ニッパツメックPDF https://www.nhkmec.com/download/manual_hydraulicsteeringsystem/?wpdmdl=1152
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人に迷惑をかけないで良かったです。
※記事は素人のメモ書きです。内容には一切責任を持ちません ハイ
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