美友希保育園

保育基本~こどもが現在もっとも良く生き、未来を創り出す、生きぬく力の基礎を育てる

長崎原爆記念日によせて

2009年08月09日 12時16分28秒 | Weblog
1945.8/6は広島に
8/9長崎に原爆投下されて64回目
~~明日又、子ども達【年長児】に絵本「真っ黒なおべんとう」を読んで
伝えたいと思っております。


2009.8/9 川越市上戸の友人から1通のファックスが届きました。


【手紙】~親愛なる子ども達へ~    原作者・不詳


年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴紐を結び忘れても
あなたに色んなことをことを教えたように見守って欲しい  

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずに頷いて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ
消え去ってゆくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追廻 何度も着替えさせたり 
様々な理由をつけて嫌がるあなたとお風呂に入った
懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ。
旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを 抱きしめる力がないのを知るのは辛い事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子ども達へ 
愛する子ども達へ
 父より、母より。