実姉からの電話、久しぶり、荷物を送るとの知らせ、いつも弟のことを心配してくれている、本当に有難い、この世で一人でも、私のことを気にかけてくれる人がいる幸せ、年を重ねるたびに心強い、私の優しさが足らなくて去っていかざる得なかった彼女も、いつも気にかけていてくれた、去られて初めて気が付いた、なんて愚かなことをしてしまったんだろうと、付き合いを申し込まれ、承諾したということは、一緒に卒業して結婚すると約束した、つもりだった、彼女の不安を解消してあげれなかった、同棲を始めるのも4年の夏過ぎでいいと勝手に決めていた、自分の愚かさをまだ引きずっている。玄関先でミミズが死んでいた、全体的に、縮まっているように見えた、ここは、ミカン山を造成したところらしい、山ビルがいる、毎年8月くらいだろうか庭で見かける、ヒルに体液を吸われたのだろうか、見たときはもうピクリともしていなかった。今日は雨のせいか、ナメクジがやたらと多い、竹串でそっと捕まえて、迷惑だろうが、池のほとりの食料が多そうな場所に、また強制移住してもらった、なんてやつなんだろうと思われているだろう、花や果樹などはそう簡単に移動できないので、ナメクジということになってしまう、私の身勝手で了承してもらわざる得ない。まだ開かないが、アマリリスの蕾がさらに色づいてきた。シクラメンの種が大きくなってきているが、芽が出るなどの変化は見られない。
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