12月3日、徳山動物園。ここで30年を過ごしたホッキョクグマ、ユキさんの「お別れ会」でした。本当にたくさんの方が参列していました。小さな花束を手に並ぶ親子連れの姿も多く、わんわん泣いている子が何人も。地元の方々にとってどれほど大切な存在だったのかが良くわかりました。「ユキの展示場はいつも温かい雰囲気に包まれ、ユキもリラックスして過ごすことができ、長生きできたと思う」と担当飼育員さん。もう姿は見られないけれど、もういないからこそ、ずっとここにいるんだな、と感じました。ユキさんが生きた長い長い時間の最後のほうに少しだけ会うことができました。子ども時代、どんなクマさんだったのかな。いままでおつかれさまでした。ゆっくりゆっくり、休んでくださいね。