今日はハワイからはるばるミクロネシアを経由して
沖縄のしかも糸満市にやってきた
ホクレア号の紹介
このホクレア号は古代式航海カヌーで
ポリネシア型のカヌー
全長は62フィート4インチ(19m)
一番すごいのが
この船は一切の現代技術の航法機器を使わずに沖縄に到着したこと
勿論コンパスも使わない
それは星や太陽、風などをたよりに航海する
スターナビゲーションという航海術
昔、ポリネシア人達がこのポリネシア型カヌーで
航法機器を使わずに外洋にでて
南太平洋の島々を行き来していたこと証明する為に
このホクレア号が建造され
ホクレア号は何度もこのスターナビゲーションによる
大航海を成功させています
今年、ついにこのホクレア号がハワイと日本の友好を記念し
古代式カヌーとスターナビゲーションという航海術を
広めるためにホクレア号航海プロジェクトとして
日本にやってきました
まず、最初が沖縄
そして熊本、長崎、福岡、山口、広島、愛媛(宇和島)、横浜
へと寄港する予定のようです
僕らが今必死に整備するサバニとこの
古代式カヌー、ホクレア号
古代ポリネシア人と沖縄の海人(うみんちゅ)
この小さな船が
南太平洋を航海機器を使わずにここまできた
それだけで震えてきます
とても大きな感動を与えてくれる船です
歓迎セレモニーの様子です
ホクレア号が着岸した場所は私の会社のすぐ近く
私も友人とすぐにかけつけ船に興味津々
ホクレア号キャプテンであるナイノア、トンプソンさんの挨拶
彼はハワイではとても有名な方で
西洋文化にうもれ失われた伝統的文化
途絶えていた伝統航海術を復活させた第1人者
ハワイ人の誇りとアイデンティティの象徴とまでされるのが
このホクレア号
興奮してきますね
歓迎セレモニーの次の日の様子です
嘉手納エアベースからきた
アメリカンスクールの子供達に船のクルーが
この航海プロジェクトとホクレア号のことなどを
説明しているようでした英語でー
このホクレア号にはなんと日本人クルーも乗船しています
荒木汰久治さんと内野加奈子さん
地元高校生に囲まれてホクレア号の説明をしているのが荒木さん
荒木さんは現在沖縄糸満に本拠地をおいていて
ホクレア号のキャプテン ナイノアさんとも友人で
スターナビゲーションによる航海術と
サバニを2隻使って作ったポリネシア型カヌー
海人丸で沖縄から愛知万博までの航海を成功させた人
ハワイのヒーローナイノワさんと組んで沖縄のサバニレースにもでたようです
なんか嬉しいね
海人丸にのってカヌーを経験する地元高校生
彼らのこういった活動が
子供達の自然を大事にする心
海を愛する心を育てることでしょう
ホクレア号の航海プロジェクトは
ハワイ州観光局のHPにて
http://www.gohawaii.jp/hokulea2007/
更に興味が湧いた方はその中のホクレア号航海ブログを
http://hokulea.aloha-street.com/
ハワイと沖縄
海を愛し大事にしていく心
誇りとアイデンティティ
Island Spirit