風と帆掛けサバニ

沖縄の海を帆掛けサバニと気心しれたる友たちと

やんばるレース番外編その1

2010年04月30日 | 帆掛けサバニ




今回のやんばるのレースでは、レース前日に乗り込んできたチーム合同の懇親会が開かれとても楽しかった。懇親会ではいろんなチームの人達と話をすることができた。

せっかく同じ趣味を持つ者同士が同じ場所に集まるのだから酒を酌み交わすのは良いことだ。みんな楽しそうでいい顔してる。

金城さんありがとうございました。








第1回帆かけサバニレースinやんばる参戦記

2010年04月28日 | 帆掛けサバニ
4月25日(日)快晴
第1回帆かけサバニレースinやんばる

ホテルゆがふいんおきなわの窓から眺めるやんばるの景色は最高~

去年の南城市のレースの後、大激論のあげくにサバニの大改修を決意して以来
久しぶりの帆かけサバニレース。










前日の夜から名護入りして、レース参加チーム合同の懇親会で楽しくお酒も飲んで
迎えたレース当日の朝は最高のコンディション。

大会実行委員の祈願がかなったのでしょうね





さっそく、前日遅くまで飲みまくっていたメンバーを叩き起こし
サバニのセッティングを開始
自分は疲れてて早く寝てしまってたので、その分睡眠もとれてすっきり爽快。
後でビデオを見て知ったのですがほとんど中学生の修学旅行状態。
数名はホテルを抜け出し名護の繁華街へ繰り出すバカ者も…
これじゃ彼女できない訳だ。


余談はさておき、この青い空、最高でしょ





海想の森さんによるコース説明。
やはり湾内のコースの為、ブイの設置個所はかなり悩むところでしょう。
リーフを避けて事故のないように作るのって大変なんですよね。
美々ビーチはリーフだらけで大変だもんなー。






イーストのスタート位置は3番グリッド。
なかなかいい場所ではないか。

そしてレーススタート
スタートでは直後に吹いた突風のせいで少しの混乱はあったが我々イースト丸は特に大きな問題もなく
サバニは軽快に走りだす。

第1ブイをターンして東に向って第2ブイを目指す。
風は北(はじめて行った場所なので方向感覚はさだかではないです)から吹いているので
帆は真横から風を受ける感じでまずまずのスピードだ。でも、アウトリガーを右側に取り付けているためアウトリガーがブレーキにならないようみんなでバランスをとる。
ここで数艇に抜かれてしまう。

それから第2ブイをターンして第3ブイへ
ここからは風をまともに正面で受けるので各チーム帆を降ろしてひたすら漕ぐ
イーストの漕ぎ担当6人のエークはまずまずあっているがやはり遅い。
第3ブイが遠く感じる。
すると後ろからものすごい勢いで追い上げてくるサバニが…女海想チームだ!
スタート直後の突風に煽られ船のバランスが崩れて方向を失い立て直した頃は、かなり後方の位置どりだったはず。
しかも、『イーストクラブ抜くぞー!』っと掛け声がかかると息のあったエークで更にグングン近づいてくる。船のポテンシャルと彼女たちの技術は実績が物語る通りトップクラス。
必死に漕ぐがイーストはあっさり抜き去られてしまう。

よくやく第3ブイをターンし第1ブイへと向かう
帆を上げて北よりの風を真横から受けながら今度は西へ向かって走り出す。
自分の狙いはこの直線だった。アウトリガーを軽く浮かしながらグングン加速する。
あっという間に第1ブイへ
なんとも爽快な走りこれぞ帆かけサバニの醍醐味。

2周目。船団もほどよくばらけ、前後に船はいるものの抜きつ抜かれつというほどではない。第2ブイ、第3ブイと無難に進む。

第3ブイから第4ブイへ、ここがレースの肝だった。
第3ブイをターンし帆を上げると1週目より風が明らかに強い。しかも、風向きはやや北東に変わっている。
てぃーなーを持つ手が痛い、アウトリガーは油断すると一気に浮き上がる。
バランスを取りながら船はトップスピードに乗っていく。
ここで3艇ほどを抜くことに成功。更に上位チームとの差も縮まっている感じだ。
この時点での順位は5位か6位。俄然テンションが上がる。

フィニッシュ
最終コーナー、第1ブイをターンしてスタートした砂浜へと向かうとゴールは目前
でも最後は帆を降ろしての漕ぎ勝負。マズイ。
やはり、ゴール直前で2艇に抜かれてしまう。
ヘロヘロになりながらフィニッシュ。

結果は17チーム中7位。まずまずの好成績。
イースト丸にはまだまだ可能性が残されていることを実感できて良かった。













ワンメイクレースの様子
ローリングが激しいためか帆を上げて走るチームが少なく残念な感じでした。
自分たちは糸満までサバニを持ち帰るため途中までしか見れませんでしたがかなり悪戦苦闘して難しそうでした。




帰りの道中は読谷での県民集会後の大渋滞に巻き込まれつつも
なんとか午後7時には西崎に無事に戻ってきました。
さすがにみんなぐったり疲れた様子でした。






大会実行委員の皆さまお疲れ様でした。
とても素晴らしい大会となり私たちにとってまた一つ忘れられないサバニの思い出ができました。
また来年参加できたらいいなと思います。


EAST CLUB

ぶっつけ本番だぜ

2010年04月24日 | 帆掛けサバニ


第11回サバニ帆漕レース説明会




第11回サバニ帆漕レースの説明会へ行ってきてすぐさま戻って
サバニ整備まだ終わらない。大事なアウトリガーの取り付け確認もまだ。

ぶっつけ本番で サバニレースinやんばるへ参戦!

それよりも今日から乗り込んでの前夜際で飲みすぎるやつがいそうで心配

なつかし画像

2010年04月21日 | 帆掛けサバニ




この画像は我らイースト丸の初期の姿。
かっこいいですね。
ただサイズが大きいいんです。(エンジン載せてました)
現在は舷側板もカットしてこの時とはだいぶ変わりましたが
イースト丸として帆かけサバニレースで活躍中!

昭和55年製造 
糸満で作られ勝連町津堅にて漁船として活躍(刺し網、はえなわ、追い込み漁)
平成18年に廃船となり僕らのイースト丸となるべく糸満に戻ってきた。

この船と仲間と共に、今週はレースを楽しもう。

しっかし、まだ整備、終わってねんだよなー

イースト丸復活

2010年04月12日 | 帆掛けサバニ



サバニ改修計画から半年以上の期間を経て久しぶりに船を海に出しました。
以前に比べたらかなりスマートになった我がイースト丸。






アウトリガーがまだ取り付けられる状態ではないため
帆柱などもつけずに喫水などの状態確認をするだけとなりましたが
まずまずのできばえではないだろうか。





久しぶりに漕ぐ手も軽やかでみんな久しぶりに乗るサバニの実感を味わってる感じ。







まだまだ整備する箇所はいっぱいあるけど、どうにか名護のレースには間に合いそうです。

ブログ再始動!

2010年04月07日 | 帆掛けサバニ


長いこと放置してきたこのブログですが皆様の期待に(誰も期待してない?)答えて
再始動いたします。

もちろんEAST CLUB の活動がメインのブログです。

帆掛けサバニをこよなく愛す中年であることを自覚できない男達の
記事を帆掛けサバニを中心に不定期ながら私(あんた誰?)がアップしていきます。

現状の私達のサバニの状態ですが
去年の帆掛けサバニ帆走レース以降、サバニの大改修を行っております。
まず大きな変更として舷側板を10㎝切りました。キヤー!

清水寺の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで思い切って切りました。はい。
あとには戻れません。落ちるだけとか言わないでくださいね(爆)

更には外観の手入れも行い塗装も施しました。そしてカーラの縮小
とりあえずは今月末の名護で行われる帆掛け
サバニレースin名護に試走をかねて出る予定です。

レースの結果よりも改修した結果が吉とでるの凶とでるのかやや不安ですが
もう後には引けません。