4月25日(日)快晴
第1回帆かけサバニレースinやんばる
ホテルゆがふいんおきなわの窓から眺めるやんばるの景色は最高~
去年の南城市のレースの後、大激論のあげくにサバニの大改修を決意して以来
久しぶりの帆かけサバニレース。
前日の夜から名護入りして、レース参加チーム合同の懇親会で楽しくお酒も飲んで
迎えたレース当日の朝は最高のコンディション。
大会実行委員の祈願がかなったのでしょうね
さっそく、前日遅くまで飲みまくっていたメンバーを叩き起こし
サバニのセッティングを開始
自分は疲れてて早く寝てしまってたので、その分睡眠もとれてすっきり爽快。
後でビデオを見て知ったのですがほとんど中学生の修学旅行状態。
数名はホテルを抜け出し名護の繁華街へ繰り出すバカ者も…
これじゃ彼女できない訳だ。
余談はさておき、この青い空、最高でしょ
海想の森さんによるコース説明。
やはり湾内のコースの為、ブイの設置個所はかなり悩むところでしょう。
リーフを避けて事故のないように作るのって大変なんですよね。
美々ビーチはリーフだらけで大変だもんなー。
イーストのスタート位置は3番グリッド。
なかなかいい場所ではないか。
そしてレーススタート
スタートでは直後に吹いた突風のせいで少しの混乱はあったが我々イースト丸は特に大きな問題もなく
サバニは軽快に走りだす。
第1ブイをターンして東に向って第2ブイを目指す。
風は北(はじめて行った場所なので方向感覚はさだかではないです)から吹いているので
帆は真横から風を受ける感じでまずまずのスピードだ。でも、アウトリガーを右側に取り付けているためアウトリガーがブレーキにならないようみんなでバランスをとる。
ここで数艇に抜かれてしまう。
それから第2ブイをターンして第3ブイへ
ここからは風をまともに正面で受けるので各チーム帆を降ろしてひたすら漕ぐ
イーストの漕ぎ担当6人のエークはまずまずあっているがやはり遅い。
第3ブイが遠く感じる。
すると後ろからものすごい勢いで追い上げてくるサバニが…女海想チームだ!
スタート直後の突風に煽られ船のバランスが崩れて方向を失い立て直した頃は、かなり後方の位置どりだったはず。
しかも、『イーストクラブ抜くぞー!』っと掛け声がかかると息のあったエークで更にグングン近づいてくる。船のポテンシャルと彼女たちの技術は実績が物語る通りトップクラス。
必死に漕ぐがイーストはあっさり抜き去られてしまう。
よくやく第3ブイをターンし第1ブイへと向かう
帆を上げて北よりの風を真横から受けながら今度は西へ向かって走り出す。
自分の狙いはこの直線だった。アウトリガーを軽く浮かしながらグングン加速する。
あっという間に第1ブイへ
なんとも爽快な走りこれぞ帆かけサバニの醍醐味。
2周目。船団もほどよくばらけ、前後に船はいるものの抜きつ抜かれつというほどではない。第2ブイ、第3ブイと無難に進む。
第3ブイから第4ブイへ、ここがレースの肝だった。
第3ブイをターンし帆を上げると1週目より風が明らかに強い。しかも、風向きはやや北東に変わっている。
てぃーなーを持つ手が痛い、アウトリガーは油断すると一気に浮き上がる。
バランスを取りながら船はトップスピードに乗っていく。
ここで3艇ほどを抜くことに成功。更に上位チームとの差も縮まっている感じだ。
この時点での順位は5位か6位。俄然テンションが上がる。
フィニッシュ
最終コーナー、第1ブイをターンしてスタートした砂浜へと向かうとゴールは目前
でも最後は帆を降ろしての漕ぎ勝負。マズイ。
やはり、ゴール直前で2艇に抜かれてしまう。
ヘロヘロになりながらフィニッシュ。
結果は17チーム中7位。まずまずの好成績。
イースト丸にはまだまだ可能性が残されていることを実感できて良かった。
ワンメイクレースの様子
ローリングが激しいためか帆を上げて走るチームが少なく残念な感じでした。
自分たちは糸満までサバニを持ち帰るため途中までしか見れませんでしたがかなり悪戦苦闘して難しそうでした。
帰りの道中は読谷での県民集会後の大渋滞に巻き込まれつつも
なんとか午後7時には西崎に無事に戻ってきました。
さすがにみんなぐったり疲れた様子でした。
大会実行委員の皆さまお疲れ様でした。
とても素晴らしい大会となり私たちにとってまた一つ忘れられないサバニの思い出ができました。
また来年参加できたらいいなと思います。
EAST CLUB