ワールドカップ・サッカー、日本対コスタリカ戦。
日本は負けた。
勝負の世界は恐ろしい。
結果だけで、全てが評価される。
努力の過程や精神論なんて関係ない。
当然と言えば、当然かもしれない。
日本が、ドイツに勝ったとき、サッカー日本代表は、神になった。
ところが、コスタリカ戦の敗北で、地獄行き。
ドイツ戦に勝ったとき、森保監督は、「一喜一憂しすぎるな」と言っていた。
これには驚かされた。
子供の頃から、サッカーの天才と呼ばれ、世界で活躍している選手たち。
そんな彼ら相手に、ドイツ戦の偉大な勝利の直後に、精神論をぶちかます。
なんて昭和なんだろうと、少し驚かされた。
天才集団を相手に、監督が精神論。
合理性の欠如の極みだ。
これこそが、日本の悪いところではないか。
ドイツ戦に勝利した選手。
メディアの前で褒め称えるだけでよかっただろう。
ドイツ戦に勝った天才たちの高揚感に水を差してどうするのか。
凡庸な監督や上司に、天才を束ねさせてはいけない典型だ。
日本が、アメリカに勝てない理由は、まさにこれなのだ。
いろいろ言って申し訳ないが、次のスペイン戦では、必ず勝利してくれるものと信じている。