最近、ニュースやテレビCMで、
『人生100年時代』をよく耳にするようになりました
医療技術や生活水準の向上等によって、寿命が延びた・・・
子供、子育て中や働き盛りの大人が簡単に死ななくなった・・・
というのは、良いことだと思うのですが、
決して『楽園』ではない、文字通り『余った人生』
『死なないから生きている』人もたくさんいるんだろうな
と、自分の親をみて強く思います
健康、生きがい・・・言うは易し行うは難し
私の父も、農業をしたいのだけれど、90歳を超えて
体が自分の思うように動かず、頭もはっきりしなくなってきた
親しい友人や親戚も、みんな亡くなり
子供(私のこと)も、たまにきて話し相手になってくれるが、
そっけなく感じる・・・
最近は、会うと自死を口にするようになりました
どこまで本気なのかわかりませんが、
『何、言ってんの』と返しはしますが
心のどこかで、
『自分の終わり』を自分で決めるというのも
これからは必要なのかもな、とも思ってしまいます
『長生きで幸せ』かどうかは、本人、家族が感じるものなんだろうな
時代とともに、生活や考え方は、どんどん変わっていきます
私の父のように、自分の考え方に凝り固まっていると
自分の子供でさえ、話が合わなくなってくる
かといって、時代や相手に合わせて『自分』を簡単に
変えるのが幸せかといえば・・・
いつか、自分もそうなる・・・
でも、自分は、子供たちに迷惑をかけないように
75歳くらいで、自然に人生に幕を引きたい・・・
死ぬ直前まで、健康で、できれば働いていたいなと・・・
親不孝で、自分勝手なのは、昔から変わらずなのかもです