夕食の時、パパは間違ってママの箸を使って食べてしまいました
『箸、間違っているよ!』
ママの指摘に
『ごめ~ん、間違った!』
すると、長男くんが、意外な反応
『え、それでいいの?』
お風呂の給湯スイッチを押し忘れて
お風呂だよ~、といったママが
『ごめんなさい、今日忙しくて疲れちゃって・・・』
と、お風呂が沸くまで自室に籠ってしまう
パパは怒ってもないし、責めてもいないのに
ずいぶん、過剰な誤り方で、聞いてもいないのに
言い訳ばかり
ちょっとお手本とばかりに、
わざと、おどけたように謝ってみたのです
最初は何のことか、わからなかったのですが
パパの謝り方が、あまりに軽かったから、ビックリしたようです
パパは、普段、よっぽどのことでないと怒りません
怒るのが苦手というのもありますが、
失敗しない人はいないし、わざとじゃなければ
ちゃんと謝ればいいだけのことだと思っているので
お勉強でも、日常生活でも、間違いや失敗をすると、
過剰に自分を責める長男くん
ママに叱られると、特に激しくに反応します
間違いや失敗は悪いことじゃない、どうして間違ったのか
どうしたら次に失敗ないようになるか、考えるチャンス
なんだから、と、パパはいつも言い聞かせているのですが・・・
なかなか浸透しません
あ~、謝り方を知らなかったんだね、長男くん
パパやママも、怒り方、謝り方を普段から
ちゃんと見せなきゃいけないんだな、
と思う夕飯なのでした