阿国塔

連歌庵から少し歩き、山道を登ると阿国塔があります。この塔は歌舞伎、新派の
名優の方々、邦楽関係の方々の寄付によって昭和１１年に建てられたものですが
現在の塔は、昭和４３年に再建されたそうです。塔の正面にブロンズの阿国さんの
レリーフがありましたが木製のものより、ほっそりと優しそうにみえました。
この塔の場所から、日本渚百選に選ばれている稲佐の浜が近くに見え、予想外のことに嬉しく、浜辺まで足をのばして潮のかおりを胸一杯吸い込み
帰途に着きました。不思議な事に、霰まじりの雨が阿国さんゆかりの地を
訪ね歩いている間、晴れてきれいな青空、これは、出雲の神様のご加護と
阿国さんのご利益でしょうか。楽しい旅を満喫しました。

出雲阿国さんのレリーフ

連歌庵の近くに立っている木製のレリーフです。
刀を携えた立ち姿はさながら、男装の麗人！凛とした雰囲気がうかがえるようでした。

出雲阿国ゆかりの場所を訪ねて２

連歌庵のそばに建っている説明の看板。

出雲の阿国さんゆかりの地を訪ねて

山陰の旅で出雲に行きました。丁度ＮＨＫ金曜時代劇で出雲阿国がドラマになって
いたこともあり、歌舞伎の始祖とも伝えられる阿国さんゆかりの場所訪ねました。
はじめに、晩年の阿国さんが故郷出雲に戻り、智月尼となって暮らした連歌庵。
連歌を好んだ人に因んだ名前とか。この連歌庵も火災や取り壊しなどで場所も移って現在のものは昭和１１年建てられたもののようです。