gosho×goshoぶろぐ

まちあるき運営事務局特派員が、青森県・五所川原市のココだけの話をお届けします★

飛び出す★斜陽館!

2012年07月11日 | motto Deep!

ども~そのタローです

ところで突然ですが、みなさんは暑中見舞い出してますか?

そのタローには、暑中見舞いを出してくれる筆まめな友人が毎年数人います

(そしてあわてて返信する筆無精なそのタロー…

遠くに住んでいる友人からの貴重なおたより…

届くととてもハッピーな気持ちになります

 

さて、今年こそは暑中見舞いをと考えている方にはこちらをオススメ

先日、太宰治の生家、斜陽館を訪れた際に、矢も盾もたまらず即買いした逸品です

じゃーん  斜陽館のポストカードで~す

…え?普通のキレイなポストカードじゃない?、って?

ふふふ…  そう思いますよね?

ウラを見ると説明書きが…

『起こし文はがき』 裏面を折り込みますと情景が起き上がります」

そう、なんと、組み立てると立体的になっちゃうポストカードなんです

見てお分かりの通り、折り型やミシン目がすでに入ってて、かんたんに作れそう!

ん~… 『小学○年生』とかの工作ふろく以来のドキドキさ…

こういうの大っ好きなんですよ~

ではではレッツチャレンジ~

ミシン目は、手でも切り離しやすいように少なめにしてある親切設計です

でもでも、キレイに仕上げたいので、バリを残さぬようハサミなどでキレイに切り離し…

(もちろんプラモは爪切りやハサミで切り離す派のそのタロー

折れ線にそって山折り谷折り…

で、完成~ッ

こうしてみると、なかなかどうしての立体感

 

しかも、な、なんと、斜陽館前でバスを待つのは…太宰さんじゃないですか!

(洒落が効いててお茶目なデザインですよね~里帰りしてきたんでしょうか?)

玄関先では白猫がお散歩、スズメも遊んでいます

ようじの先などで少しカールを付けてあげると、

津島家の鶴丸紋が入ったのれんもはためいているよう

先日のブログと同じように、玄関上の雨戸もおおきく開け放たれていて…

http://blog.goo.ne.jp/5shokanko/e/201fa8cf07452fcf3f756b2735dd8d51

んっ??取材中のおもち君!?

そう、ちょっといたずらして、おもち君パーツを手作りし、付け足してみました

(ネタ提供は斜陽館スタッフ・いつぞやの浴衣美人Mさんです ありがとうございま~す

というわけで本日ご紹介したコチラ、「起こし文はがき『斜陽館』」は、

太宰治記念館「斜陽館」にて1枚315円でお買い求めいただけます

読んだあとは立体アートに変身するステキなポストカード

メールもいいけど、今年の暑中見舞いは、作る喜びも一緒に届けてみませんか

(それにしても、太宰さんに比べておもち君のスケール感やタッチの差がかなりでたらめですが…笑)

もう1回イチから組み立ててみたいな

そのタローでした

 

 

 


甘くておいしい○○○○?

2012年07月10日 | motto Deep!

おはようございますれなすけです

今日の五所川原は風が冷たく、くもりな模様

傘は持ち歩いたほうがいいかもしれませんね

そんなこのごろれなすけはとてもおいしい味に出合いました

それはこれです

みなさん食べたことはありますか

このサンデーとってもおいしいんです

甘くてストロベリーの味とソフトクリームの味二種類楽しめて倍お得

私が食べたのはストロベリー味

お値段は300円

他にもブルベリー・チョコレートの三種類ありましてどの味も食べてみたいですね

れなすけはすべての種類をコンプリートしたいと思います

そしてお次はこれっっ

トーサムのソフトクリーム

お値段は280円

濃厚で甘いソフトみなさん食べてみたほうがいいですよ

トーサムさんの

開店時間は9:00~18:00

レストランわらびさんは10:30~18:00

早めについてもお子様連れで遊べる滑り台があるので

みなさん家族ずれで賑わってください

今日の日記担当れなすけでした

みなさん今週の三連休はトーサムで

 

 

 


涼む姿を想像して…

2012年07月05日 | motto Deep!

ども~そのタローです

ここ何日か、どんどん水量の減っていく岩木川を眺めては、

今年はカラ梅雨なのかしらと心配していたそのタローですが、

今朝の五所川原は、短時間でしたが、雷とともに激しい雨ゲリラ豪雨

降るにしても、穏やかに長く降り注いでほしいものです

 

さて、先日、用事で金木に行った際に、太宰治記念館「斜陽館」にお邪魔しました

こちらは、ご存知の方も多いかと思いますが、作家・太宰治(本名・津島修治)の生家で、

明治40年、太宰の父・津島源右衛門が建てた豪邸です。

太宰の生家が大地主であったということを実感させる大きさと、和洋折衷の内装の豪華さ

 

さて、暑い夏のこと、斜陽館の2階の雨戸とガラス戸が開け放たれております

きっと、太宰も、夏にはあの大きな窓辺で涼んだのでは…

そう思い、今回は2階の窓辺を目指しました

階段付近は外観とは打って変わった洋風です

このハイカラな感じ、設計者が、弘前の旧市立図書館など、県内に今も数か所残る和洋折衷の建物を手掛けた

明治期の名棟梁 堀江佐吉であるというのもナットクですね~

ところで何と、この邸宅は、2階に8部屋も間取りがあります

この中には、作品「斜陽」のタイトルや旅館「斜陽館」の名前のもとになったのではないかと思われる

「斜陽」という単語(画像中赤マル部分)を含む漢詩が書かれた障子で仕切られた部屋があります。

旅館時代は「蘭の間」として利用され、現在は「斜陽の間」とよばれるこの部屋は、

太宰の実母「タ子(たね)」さんのお部屋だったそうです。

いよいよ、外観写真で見えていたあの窓の連なる場所へ…

連なるすだれがなんとも涼しげですね~

そして、ついにあの開け放たれた窓の部分へ!

ちょっと太宰気分で手すりに左ひじを掛けて家の前を見渡したならこんな感じでしょうか

道路向こうの風景はすっかり現代のものですが、

年月を感じさせる質感の屋根材が大きく張り出しているのが視界に入り、

趣を感じさせてくれますね

 

さて、実はもうひとつ、期間限定の「涼」がありまして…

ジャーン  浴衣美人です

斜陽館には和服がよく似合う…なんちゃって

7月7日の七夕までの期間、浴衣のスタッフさんがいらっしゃるそうです

また、この期間中は、津軽鉄道「七夕列車」に乗車して教わった日替わり合言葉を

伝えると、ちょこっとプレゼントがもらえちゃう企画も展開中!

くわしくはこちらhttp://www.city.goshogawara.lg.jp/goshoxgosho/event/unkango.htm

 

ちなみに…

お向かいの「津軽三味線会館」でも浴衣美人スタッフに会うことができます

ぜひこちらへもお越しください

 

さて、今回ご紹介した太宰の生家、現在は展示施設になっていますが、

旅館「斜陽館」として親しまれていた時期もあります

豪華な旅館=斜陽館、のイメージは全国的にも定着しているようで、

余談ながら、あるアニメに斜陽館をモチーフにしたような高級旅館が登場していて驚きました

やはり、インターネットで調べてみると、訪れるお客様の中には、太宰ファンや観光客の方はもちろん、

「聖地巡礼」と称したアニメファンの方もいらっしゃるようで

興味の糸口は人それぞれですね 

でも「斜陽館」は、訪れたならきっと忘れられない場所になるのではないかと思います

そのタローでした

 

 

 

 

 

 

 


もうひとつの見所

2012年06月30日 | motto Deep!

ども~そのタローです~

アレルギーなのか、昨日からくしゃみが止まらずヘロヘロです(笑)

 

さてさて、先日おじゃました「楠美家住宅」ですが、

建物のほかにも、もうひとつの「歴史を伝えるモノ」が展示されているんです。

それは、画像の中に見えている蔵の中に展示されてるんですよ~

ど~んと、こちらの蔵も、楠美家の母屋とともに移築されてきたものなんだそうです

アレ?その側の細長い屋根は?…って気になりますが、ソレについてはのちほど

まず、1階部分には、楠美家ゆかりの品々が展示されており、

隣にある大きな邸宅の中で、この品々が大活躍していた時代を偲ばせます。

そして、2階に行くと…

  

あれれっ… なんかいきなり違う雰囲気に…

それもそのはず、こちらに展示されているのは、一気に時代をさかのぼり、平安時代の遺物たち

この「楠美家住宅」が現在ある、持子沢(もっこざわ)地区やその周辺に40基ほど確認されている

「五所川原須恵器窯跡群(ごしょがわらすえきかまあとぐん)

から出土した資料なんです

 

「須恵器(すえき)」っていうと、学生時代の記憶が残っている方なら、

教科書では、古墳の説明の中で出てきたような?…って思われるかもしれないんですが、

東北北部では、平安時代の後半でも、日常の器としての須恵器を焼いた窯が残っています

「五所川原須恵器窯跡群」は、現在のところ、

日本最北端、県内唯一、そして最後の須恵器窯跡群

であることがわかっているんですよ

平安時代…っていうと、源氏物語とか、十二単とかいうきらびやかなイメージですが、

五所川原を含む東北北部は、当時いわゆる「朝廷」の支配下になかったため

そこに住む人々は「蝦夷(えみし)」と呼ばれ、

朝廷の言う事を聞かない困った異民族…として扱われていたらしいことが

当時の朝廷側で記された文献ではわかります

 

でも、五所川原で須恵器窯が発見されたということは…

この地域に住んでいた人の中には、導入以来朝廷の技術であった「須恵器」生産のテクニックをものにし、

実際に器を使っていた人もいる、ということになります

(五所川原に窯ができたのは平安時代後半と見られているので、かなりタイムラグはありますが)

こうなると「異民族」というほど生活のようすが違っていたとは思えない

(ちなみに、須恵器窯の発見だけではなく、当時の集落遺跡の発掘調査の結果からも同じようなことが分かっています)

 

…ということなどから、この地域について書かれた、当時の数少ない文献の内容は

あくまで朝廷目線で書かれていて、客観的な資料ではないらしいことがわかります

だから土器や遺跡からわかる生活の様子は、この土地に住んでいたご先祖様を知る、とっても大切な情報なんです

なんだか話がちょっと小難しくなりましたが(笑)、

ここでちょっと、五所川原の須恵器鑑賞が少し楽しくなる「ポイント」をいくつか…

 

まずひとつ、特徴として、 登窯(のぼりがま)で焼かれる前にへらのような道具で付けられた

「へら記号」のついた器が多く見られることがあります(画像の赤丸で囲ったところ)。

中には、漢字が崩れたっぽいものも…何のために付けられた記号なのか

ついてないものとついているものの違いは何? 記号の違いは何?

…まだはっきりとした結論は出されておらず、ちょっとしたミステリーです

探してみると面白いですよ

 

ミステリーといえば、これらの窯では子供1人入ってしまいそうな「大甕(おおがめ)」も作られていました。

正直、ものすごく重いです  1人では運べないサイズのものも…

窯はほとんどが山奥の谷沿いにあり、特に前田野目(まえだのめ)地区の窯にいたっては、

そこまでたどり着くのさえ、(運動不足のそのタローは特に)大変なくらい

…なのに、これらの製品は、県内各地はおろか、

岩手・秋田県北や、北海道でも発見されてるんです

船にのぜれば…でも、窯から川まではどうやって運んだのか?

…なんて想像をめぐらすのもおすすめです

ちなみに、蔵の隣の細長い屋根は、この須恵器の窯を復元したものでした

さらにこの隣には、津軽金山焼で使われているような構造窯もあり、

実際に陶芸体験ができるようになっています

(作品は、「楠美家住宅」のスタッフさんが窯で焼いてくれます)

料金はお1人¥500からだそうなので、気になる方はぜひとも

「楠美家住宅」までお問い合わせを

楠美家住宅管理人室 
 tel 0173-29-3575

 

ちなみに、蔵ももちろん入場無料

気軽に歴史に触れることのできる場所ですのでぜひ遊びに来てくださいね

 

今日はちょっとアツく語ってみたそのタローでした

 

 

 

 


「赤~い」名物飲み比べ☆

2012年06月25日 | motto Deep!

ど~も、そのタローでっす

今日の五所川原は久しぶりに朝からいい天気

気持ちいい…けれど、陽が出るとさすがに日中は暑くなってきました

 

暑いと、冷たいものや、スッキリしたもの、すっぱいものが欲しくなりませんか?

今日はそんな今の季節にピッタリの内容かも

 

れなすけの日記でも以前紹介した、五所川原駅となりの「でる・そ~れ」さん。

http://blog.goo.ne.jp/5shokanko/e/9b11736f0f760f30cc6646c62231c780

こちらでは、五所川原ならではのお菓子や特産品の販売もされております

五所川原の特産品と言えば、果肉・花・葉・枝まで赤い「赤~いりんご」

今回は、「でる・そ~れ」さんで見つけた冷たい「赤~いりんご」ドリンク2種類を、

おもち君シブゥれなすけそのタローの4人で飲み比べてみました

 

飲み比べたのは

でる・そ~れさんの「赤~いりんご 御所川原(ごしょがわら)」画像右)と

赤~いりんご株式会社さんの「赤~いりんご」のサイダー(画像左)

の2点です

 

どちらもキレイなロゼカラーですが、両者の大きな違いは、

①はストレートジュース②は炭酸飲料、といったところでしょうか

では、飲んじゃいましょうっ

 

…みんな、まず「赤~いりんご御所川原(ごしょがわら)」はいかが?

(以下、おもち君シブゥれなすけそのタロー

赤~いりんごの赤い色がよくでているジュースで、酸味がよくきいていてすっきりした味です

甘さ控えめなアダルトな味ですね。体に良さそう…

酸味がきいていて、りんごの味もしていておいしい五所川原の赤~いりんごでしか出せない味

ほんのりした甘さに、上品な酸味でサラリと飲めちゃいましたワイン好きにもぴったりかも

 

ではでは、「赤~いりんご」のサイダーはどうかな?

赤~いりんごの酸味と炭酸がマッチしていてとてもさわやかです

アルコールの入っていないワインのような味 甘さ控えめなりんごなので、サイダーに特に

  合っている気がします

甘くてちょうどいい炭酸りんごの味もしっかりしていてとても飲みやすいです

スパークリングワイン気分でおしゃれに飲めます普通のサイダーでは甘すぎるという人には

  ちょうどいいかもお酒でわるのも個人的にはおすすめです

 

…と、こ~んな感じになりました。

4人の感想をまとめると、ちょっと酸味があってほのかに甘い大人の味…といったところでしょうか

健康志向の方はストレート果汁で食物繊維もばっちりGET!

ちょっと刺激も欲しい方はサイダーですっきり!

という楽しみ方がいいかもしれませんね

 

ちなみに、今回は「でる・そ~れ」さんで販売されていた2品目を飲み比べましたが、

市内では他にも「赤~いりんご」ドリンク類の製造をしている業者さん等があるので、いつか全て味わってみたいものです!

※なお、今回飲み比べた①「赤~いりんご御所川原」は「でる・そ~れ」のみでの限定販売、

  ②「赤~いりんご」のサイダー  は、「立佞武多の館」などでも販売されていますよ~

 

ちょうどこのブログをはじめた辺りに「赤~い」花を咲かせていた「赤~いりんご」

この夏は、よ~く冷えた「赤~いりんご」のドリンクで

すっきり爽やかに過ごしてみませんか?