ども~そのタローで~す
ふと気がつけばもう11月も終わりに近づき、師走がやってきます
この間までは、飛来したばかりでお腹を空かせた白鳥が刈り取りを終えた田んぼに落ちている稲籾をせっせとついばむ、こんな風景が見られたものですが…
最近では、一晩明けるといつの間にか風景が白く塗りつぶされている、なんてことも
もうじき、津軽平野では完全に白の世界に包まれます…
…と、写真以上にリアルな空気感をもつこちらのイラスト
実は地元金木(かなぎ)在住の画家、佐藤雄一さんによる作品なんです
佐藤さんは、金木の地に住み、農業の傍ら作品製作をされています
このやわらかい空気感あふれる作品、実はCGで描かれているんだそうですが、地元民のそのタローの感想としては「写真以上にリアル」の一言に尽きます
「この景色キレイ写真に撮っておきたい」と思っても、そのタローのようなヘッポコカメラマンにはなかなか感動の再現までは難しいもの
(星や光なんかは特に一般的なデジカメでは捉えられなくて悔しい思いをしちゃいます)
でも、佐藤さんの作品からは、景色の美しさそのものに加えて、空気の温度や薫りまで伝わってくるんですよね~
農作業を通して津軽の自然の美しさと毎日向き合っている佐藤さんだからこそ引き出せる魅力のような気がしてなりません
佐藤さんの手にかかれば、津軽の厳しい地吹雪さえも、こんなに幻想的に
色白で優しい表情の女性が印象的なこちらの作品、実は今年の「地吹雪体験」のイメージイラストだったりします
「地吹雪体験」といえば、角巻にかんじき姿で雪原を歩く、もはや定番となった感のある冬の津軽の有名アクティビティ
今年も1月20日~2月17日の金・土・日に実施されます
こちらについては、後日また詳しくお伝えしますね
佐藤さんが題材にされているのは、神々しさや神秘的なもの
そのモチーフは風景に限らず、仏画・神獣画・人物画も描かれています
作品の中には…
年賀用のイラストも
こちら、「年賀状DVD-ROMイラスト12800」「心に残る和の年賀状 巳年版」(どちらもインプレスジャパン発行)の2冊に収録されているそうです
おめでたいお年始のごあいさつに、佐藤さん作のやわらかなイラスト年賀…
温かい気持ちになりそうですね
さて、この他の作品もぜひご覧になりたいという方は、金木観光物産館マディニーへどうぞ
現在「津軽八景展」として、8点の風景画他が展示されていますよ
名称 |
金木観光物産館「マディニー」MADENY |
所在地 |
〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山195-2 |
営業時間 |
9:00~18:00(4月~10月) 9:00~17:15(11月~3月) |
入場 |
無料 |
休館日 |
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電話・FAX番号 |
TEL 0173-54-1155 FAX 0173-54-1156 |
ウェブサイト |
http://www.madeny.jp/ |
また、佐藤雄一さんの創作サイト「○△□」では、作品やブログが閲覧できますので、こちらもぜひご覧ください
「○△□」⇒http://www.geocities.jp/daruma034/
寒いし大変と思ってしまうと辛く厳しい津軽の冬ですが、
佐藤さんの作品を見て、少し待ち遠しくもなるそのタローでした
★Special Thanks★
佐藤雄一さん:多数の画像提供、本当にありがとうございました これからも作品を楽しみにしております