ども~そのタローで~す
最近は雨が降るようになったりもして、より一層春の訪れの近さを感じる五所川原…
今回は、ここ「立佞武多の館」より、一足早い春のお知らせ
現在こちら「立佞武多の館」6階ハルニレギャラリーにて…
佐藤雄一さんの個展
「奥津軽の風景画・春のCG絵画展」が開催されています
佐藤さんといえば、以前にも「gosho×goshoブログ」で紹介させていただいたこともある、
市内在住のコンピューターグラフィックス(CG)アーティストさん
http://blog.goo.ne.jp/5shokanko/e/0dbaa6df658c421d0a8c29a67b18fab7
神獣画や仏画から風景画まで。神秘性が感じられる題材の作品を制作されています
中でも風景画のモチーフの多くは、ご自身が暮らす奥津軽の風景
同じ津軽に暮らす者としては、美しさと同時に空気感まで閉じ込めたようなリアルさを感じるほど
今回の個展も楽しみですね~
さっそく見てみましょう
入口では、「四季」それぞれを描いた作品がお出迎え
四季のトップバッターを飾るのは…そう、春
芦野湖をバックに咲き乱れる桜は、地元民なら一目で「日本の桜名所100選」にも選ばれている芦野公園の風景だと分かりますね
今回の個展で、そのタローが一番グッときたのはこちらの連作
その名も「奥津軽の四季」
実はこの作品も舞台は芦野公園
しかし、注目ポイントはもう一つ…この作品にはたくさんの動物さんたちが登場しています
動物好きにはたまらない~ …いや、そこではなく(そこもあるけど)
たとえば「奥津軽の四季~春~」
満開の桜をどっしり楽しむクマさんと、のびのび跳ね回るもふもふのウサギさんたち…
早く桜の季節が来ればいいな~と、心から思わせてくれる1枚
…しかし、それだけでもなかったのです
実は、この連作に登場している動物さんたち、芦野公園の児童動物園で見たことある子たちばかり
(クジャクとか、ヤギとか、ヒグマとか…その他もろもろ)
これは…なんとDEEPで粋な演出…
気づいた瞬間ちょっとにやりとしてしまいました
動物園を飛び出した動物さんたちが芦野公園で遊ぶファンタジックな作品群
おもち君が動画で取材した「桜松橋」や「芦野夢の浮橋」も描かれてますよ
これはぜひともその目でご覧いただきたいっ
その目で…といえば、画像ではお伝えできないものがあります
それがこの立体感
佐藤さんの作品の特徴は、プリントアウトしたCG作品にさらに絵の具を加える点
このユニークな一工夫で、作品に奥行きが増しているんですね
これを実感できるのは個展をご覧になった方の特権です
こちら、「奥津軽の風景画・春のCG絵画展」はゴールデンウィークまでの開催です
咲き誇る桜や梅の花に、一足先に会いに来てみませんか
柔らかであたたかい佐藤さんの作品がお待ちしています
余談ながら、個展を見終わった後は、そのすぐ先の展望ラウンジ「春楡」さんで
余韻に浸りつつ、3月限定「アイスグラタン」をいただくのもまたおすすめですよ
http://blog.goo.ne.jp/5shokanko/e/b876bb15b75bd332e17c20366a2dcd10
花より団子?
花も、団子も、のそのタローでした
★佐藤雄一「奥津軽の風景画・春のCG絵画展」★
【会場】「立佞武多の館」6階ハルニレギャラリー
【会期】ゴールデンウィークまで
【時間】9時~17時(3月まで・4月-10月~21時)
★展望ラウンジ「春楡」
【営業時間】3月31日まで 9:00~17:00
4月1日から 9:00~21:00