1996年7月某日
みー君は猫用キャリーに入れられ「貨物」として旭川空港に到着した。
(動物は、貨物扱いとなるそうだ)
まずはご機嫌伺い、と思い扉を開けてみるが
タオルがくちゃくちゃっと丸まってるだけで姿が見えない。
「ミラ~~~♪」
と何度も声をかけてみるが全く反応なし。
タオルのかたまりはピクリとも動かない。
げっ・・・まさか・・・
と最悪の事態が頭をよぎる。
しばらくして、奥の方からまさしく”蚊の泣くような”
「みゃ~~・・・・・」
というかすかな鳴き声が聞こえてきた。
タオルをかき分けよく見ると
みー君はタオルを引き寄せ
キャリーの奥で小さく丸くなって震えていた。
初めての一人旅(なんて優雅なモンじゃないが)
キャリーに入れられ、飛行機の暗い貨物室で
それはそれは不安で心細い思いだっただろう。
それを思うと不憫で仕方がなかった。
とにかく、無事生存確認が出来たので
そのまま車に乗せて家路を急いだ。
部屋に着いてからも
彼はキャリーからなかなか出ようとしないので
自らの意志で出てくるまで待つことにした。
夜になり、ごぞごぞとようやく顔を出したのはいいが
そのまま洗濯機の陰に直行。
狭い隙間に身を隠したまま、身じろぎもせずにいる。
旭川に着いてから
私はまだまともに彼の顔を見ていないぞ。
やれやれ、いつになったら感動の抱擁をできるのやら・・・
【本日のむぅちゃん】
うーん・・・こんな格好で熟睡できているのだろーか??
飛行機が無事に着いたら、ャ`っとな
みー君は猫用キャリーに入れられ「貨物」として旭川空港に到着した。
(動物は、貨物扱いとなるそうだ)
まずはご機嫌伺い、と思い扉を開けてみるが
タオルがくちゃくちゃっと丸まってるだけで姿が見えない。
「ミラ~~~♪」
と何度も声をかけてみるが全く反応なし。
タオルのかたまりはピクリとも動かない。
げっ・・・まさか・・・
と最悪の事態が頭をよぎる。
しばらくして、奥の方からまさしく”蚊の泣くような”
「みゃ~~・・・・・」
というかすかな鳴き声が聞こえてきた。
タオルをかき分けよく見ると
みー君はタオルを引き寄せ
キャリーの奥で小さく丸くなって震えていた。
初めての一人旅(なんて優雅なモンじゃないが)
キャリーに入れられ、飛行機の暗い貨物室で
それはそれは不安で心細い思いだっただろう。
それを思うと不憫で仕方がなかった。
とにかく、無事生存確認が出来たので
そのまま車に乗せて家路を急いだ。
部屋に着いてからも
彼はキャリーからなかなか出ようとしないので
自らの意志で出てくるまで待つことにした。
夜になり、ごぞごぞとようやく顔を出したのはいいが
そのまま洗濯機の陰に直行。
狭い隙間に身を隠したまま、身じろぎもせずにいる。
旭川に着いてから
私はまだまともに彼の顔を見ていないぞ。
やれやれ、いつになったら感動の抱擁をできるのやら・・・
【本日のむぅちゃん】
うーん・・・こんな格好で熟睡できているのだろーか??
飛行機が無事に着いたら、ャ`っとな