まるごとムサシ

ムサシ(14歳)とあんず(12歳)の日常です

ミラとの出会い その8

2008-06-08 20:11:35 | みー君のこと
数日が過ぎ、ようやく隙間に引っ込むことはなくなったものの
いつまで経っても、みー君はとにかくおとなしい。
滅多に鳴かないし、ふとその存在を忘れてしまくらいだ。
やはり、突然連れて来られたこの部屋が
「自分の家」とは思えないのだろう。

私といえば、できるだけみー君とは距離を置くようにしていた。
なぜなら、彼は「預かっているヨソサマのネコ」だからである。
めいっぱい愛情を注いでしまうと、別れが辛くなる。
だから、なるべく感情移入をしないように努力した。

そんな状況だったので
みー君は私が仕事から帰ってきても
出迎えるでもなく、かといって知らんぷりをするでもなく
静かにソファで丸くなっている。



私は私で、自分のペースをくずさず
一人で留守番をさせて泊まりがけで出鰍ッたりもした。

アパートなので、部屋に爪痕など残されると厄介なのだが
どこを傷つけることもなく
悪戯をするでもなく
いるかいないのか、わからないように
彼なりに自分の位置付けをしているようだった。

そんなみー君に、時々私は問いかけてみる。

「ねぇ、キミは私のこと覚えてる?
 こーんなちっちゃい時、余所の家から連れ戻してきて
 キミにミルクをあげてたんだよ。
 目薬も差してあげたし
 ノミ退治のためにお風呂にも入れてあげたし
 忘れちゃった?」

みー君はそれには答えず
ぽわ~~んとした目で私を見ているだけ。

環境も変わってしまったし
赤ちゃんの時のことなんて覚えてないよね。
ま、いいんだけどさ・・・・。


【本日のむぅちゃん】
YOSAKOIですかい(^^ゞ



YOSAKOI見ながら、ャ`っとな
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