郡上長良の亀尾島川  郡上で楽しむ 渓流・鮎釣り

清流長良川の鮎 友釣り体験!

今回は、世界農業遺産「清流長良川の鮎」

長良川システムサポーター育成研修 鮎の友釣り

2022年度の文化研修で清流長良川鮎と漁法「友釣り体験」が、8月20日長良川上流のアユパークで行われ、講師として参加させて貰いました。

講師は、長良川上流郡上漁協協同組合組合長の白滝さん、そして中日スポーツライターの鮎川さんと私です。

    

先ず、白滝さんによる「鮎の生態と友釣りを学ぶ」

① 鮎の生態や長良川にある伝統漁法

② 鮎の友釣り 歴史をたどる

③ 夏の風物詩 鮎の友釣りとは?

④ 友釣りの魅力とは?

釣り動画等を観ながら、とても解りやすい内容で解説してくれました。

そして、いよいよ鮎の友釣り体験です。

参加者は2人一組で、白滝班3組・鮎川班2組・岩松班2組に分かれて始まります。

鮎釣りの仕掛けを学び、オトリの取り付けから送り出しポイントでの竿操作から取り込み方まで説明し開始です。

私たちの下流では鮎川班、その更に下流で白滝班です。

オトリをセットしてポイントを説明しテンションのかけ方に注意しながら竿操作をして貰います。

開始間もなく・・・ 重い掛かったみたい・・・ 引き抜くのは難しいのでゆっくりと寄せて取り込みます。

    

タモで掬い初鮎です。 こんなに引くなんて・・・と笑顔で言ってくれました。

上流のもう一組のにも竿角度や水中糸の張り加減に注意しながら操作をしていると・・・

何か掛かったみたい・・・ 竿を立てて寄せる途中で掛かり鮎がハリから外れてバレてしまいましたが、再度サカサ針を打ちポイントに送り、竿角度とテンション加減を手ほどきしたら・・・ 掛かりました・・・

岸側に竿を倒して流れの強い瀬から岸側のタルミで寄せて来ます。

慎重に寄せて、水中糸を手繰り寄せてタモへ・・・

    

背掛かりの鮎です。参加者は「オトリより小さいけど引きますね~」と笑顔で話してくれました。

また、もう一組の方に戻り掛かりましたがバレてしまったので、オトリを交換して再度狙います。

参加者の方から目印の動きで何が解るのか? 

どのような石を狙うのか等質問され、説明をしていると・・・ 

竿が撓り、掛かりました。

先程、バラしたので慎重に寄せてタモで掬います。

    

やっと取り込めた天然鮎についつい笑みが・・・こちらも嬉しくなりました。

さて、上流の組に戻りオトリを交換して狙うポイントを説明し送り込み、待つ事数分・・・

目印が走った瞬間に、私が掛かったと言うと参加者は重くなるまで解らなかったと・・・笑

良く引くので岸側に竿を倒して寄せてもらいます。

    

慎重に寄せても更に掛かり鮎は走り回りますが焦らず寄せてタモへ・・・

    

これも綺麗な鮎で楽しませてくれました。

私の担当した2組4名は全員掛けて取り込む事ができ、トータル8尾掛けて5尾の釣果でした。

天候が思わしく無い中での友釣り体験で予定時間より早めの終了となりましたが、この釣りはハマりそうです。と言って喜んでもらえました。

着替えを済ませて昼食です。

天然鮎2尾・養殖鮎1尾の塩焼き食べ比べと鮎御飯。

鮎御飯はお代わりをしながら皆さんで完食。

今回の鮎釣り体験は数日前の雨で開催が危ぶまれましたが、今朝は釣りが出来る状況まで回復し、雨の降る中での開催でしたが皆さん友釣りを楽しんで貰え面白さも実感されたので、私たち講師もホッとしました。

鮎の友釣り体験に参加された皆さんお疲れ様でした。


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コメント一覧

亀尾島
川遊び大好きさん、コメントありがとうございます。
長良川は板取川や吉田川そして亀尾島川など多くの支流を持つ大河川です。自然豊かで魅力ある清流長良川を後世に残していかなければなりません。
微力ではありますが、少しでも清流長良川で有り続けるためにも、出来る事から頑張って行きたいと思います。
亀尾島
鮎の友釣り初心者さん、友釣り体験に参加されお疲れ様でした。
短い時間で鮎を掛ける事が出来私も嬉しく思いました。
日本古来の伝統漁法「鮎の友釣り」は、魅力ある釣りで夢中になりますね。
是非とも、またチャレンジして頂き楽しんで貰えたらと思います。
鮎が釣れる清流を、これからの子供たちに残していけるように頑張って行きますね。
川遊び大好き
長良川の魅力をたくさんの人に伝えていただきありがとうございます。
これからも魅力ある清流長良川であり続けることを願っています。
鮎の友釣り初心者
この度は、貴重な体験をありがとうございました。
先生の指導のおかげで、初めてでしたが釣ることができました。
体験することで、鮎の友釣りの魅力を実感し、たくさんの方が夢中になるのも納得しました。
またチャレンジしてみたいですし、鮎が釣れる清流を守っていきたいとも再認識しました。
本当にありがとうございました。
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