今シーズンのホーム河川、那比川・亀尾島川の鮎釣り状況を振り返ってみます。
長良川の天然遡上は、冬季の積雪が非常に少なく4月の渇水が大きく影響し、支流の亀尾島川への遡上もかなり少ない状況でした。
6月2日の解禁日も場所ムラガ多く、放流された鮎が群れている状況でしたが、釣具店で聞くと「群れの数も少なく解禁前に相当数の稚鮎が死滅したのかも???これほど亀尾島川で鮎が見えないのは初めてだ・・・」と言われてました。
亀尾島川では、解禁日に一桁釣果が多く把握した中での最高釣果も33尾と、例年から比べるとはるかに少ない状況で、サイズも昨年までの特大・大は少なく、中・小がメインの解禁でした。
那比川は放流鮎が主体の河川ですが、こちらも放流以降の渇水で場所ムラが多く放流場所近辺で釣果が得られる状況でした。
那比川の水温は亀尾島川より数度高いので、鮎の成長は良く解禁から特大や大が掛かりましたが数が望めなく数ヶ所のポイントを移動して数を得る状況でした。
6月下旬から台風の影響で水位が高くなり、毎週こうした高水が出る事の多い年でした。
今シーズンのホーム河川は水位変動が激しく、昨年まで好調だった時から比べると今シーズンは最悪のシーズンでした。
クラブの仲間も、解禁から終盤まで日に5~6か所のポイント移動で数を稼ぐしかないと言っており、今シーズンは苦労した鮎釣りでした。
ホーム河川が厳しいなか、長良川水系では大和地区から白鳥地区が解禁から順調に釣果が得られる状況で、八幡町から美並地区に掛けては天然遡上が遅れたために8月中旬以降に釣果が得られるシーズンでした。
今シーズンは厳しい状況でしたが、来シーズンは良い年になる事を願っています。