雨の大阪国際女子マラソン

赤羽有紀子さん。残念でしたね。個人的にはこの人応援してました。
試合前に膝の痛みを感じたそうですが、出るからにはやるといった姿勢が出てました。
前半はきれいなフォームで、さらにケニアやエチオピアの選手のような前傾で骨盤も傾けた姿勢で滑るように走ってました。痛みが出てなかったんでしょうね。一番安定した表情でトップ集団をリード。こりゃいけると思ってました。

大阪城内の急坂から遅れ始めました。やはり、あの坂は怖いです。ブレーキかけないと転倒しそうなくらいですからね。ここで痛めた膝にきたのでしょうか？
私も前座の大阪市民ハーフで何回か走った経験ありますが、あの高低差はきついですし、路面も良くありません。調子を崩すとしたらここの走り方です。

大阪城公園を出た後はJOG状態で、それでも4分から4分半/kmですからね。
それでも速いです。
38km過ぎにようやく追いついた周平コーチが止めなかったら、あのままゴールしたでしょうね。ロンドンをめざすならあの決断は正しかったでしょう。
この苦渋をなめて、また強くなる赤羽さんを見たいものです。

冷たい雨のせいで後半はみんなフォームが崩れて、精彩がないように見えました。
前半速かったのも災いしたのですかね。思うように体が動かなかったのでしょうね。

小崎まりさんは最後まで頑張りましたね。あれで26分でまとめたのはさすがです。
初マラソンの木崎良子もこれで引退の小幡加代子もがんばりました。

そうそう、NETで見ると知り合いの名古屋のニャオミさんが3:13で完走。一時期のサブスリーに迫る勢いはないものの、あの条件下では立派です。
金沢のさゆりんさんはハーフでリタイア。フルそれぞれです。