やっぱり総合力の差だわ。京都3年ぶり優勝!!

今日も勤務。一応、ネットで京都の優勝は知ってたのですが、帰宅してから詳しく録画チェック。
今回の優勝は4区木崎良子さんの区間新という踏ん張りもありますが、高校生も中学生もがんばった総合力の結果だったと思います。

さて、1区は前田彩里、尾西美咲、伊藤舞、小原怜、竹中理沙などの実業団の有力選手を抑えて、大森菜月(大阪)、菅野七虹(京都)、鈴木亜由子(愛知)の大学勢が上位を占めた。

大森ちゃんと菅野ちゃんは先の大学女子駅伝で区間賞をもぎとった立命の1回生どうし。
優勝後のインタビューで大森ちゃんは菅野ちゃんと争いながら、「これって、立命の練習じゃん。」そのぐらい、立命でのメンバー争いの競争は激しい。2人ともそういう気持ちで先頭争いを競ったのだろう。
名大の鈴木亜由子はインカレ5000mで大森にラストをかわされたが、またしてもやられたと悔しがってるに違いない。

2区は千本北大路の下りを利用したスピード区間。
愛知の鷲見梓沙(豊川高)がもうぜんと飛ばし、2位に大きな差をつけた。

期待していた兵庫の福田有以(須磨学園)はさほど伸びていない。昨年、中学生区間で区間賞をとった高松望ムセンビはキレがなく順位を大きく落とした。
京都の光延も順位を落し、10位。
福岡の園田聖子(立命1)は区間4位で大きく順位を上げた。
先日の寒い早朝、勤務で最寄駅に向かう際、新丸太町通をJOGる女性が鷲見さんだとわかった。やはり、強い女性はトレーニングも熱心です。

3区、姉からたすきをもらった高松智美ムセンビが区間賞の走りで3位まで順位を上げます。軽くバネの効いた走りで、どんどん抜き去ります。

京都の中学生西川みゆうも区間3位の記録で4位まで順位を上げてきました。

4区　ここは有力選手の区間。21秒差でタスキを受けた木崎良子は猛然とトップを追いかけ、長野、大阪を交わし、後輩である群馬の森唯我(仏教大→ヤマダ電機）を追いかけます。13秒差まで縮まりましたが、森もヤマダ電機で最近メキメキと力をつけてきたランナー。トップの座はゆずらなかった。

さて、5区の高校生区間。
立命館宇治高の関紅葉（くれは）が宝ヶ池通に入ってから、群馬をスピードをつけて抜き去ります。折り返し点での6秒差のトップ。

6区は立命館宇治高・キャプテンの岩井朝香。彼女も区間4位だが、後続から上げてきた愛知・関根(豊川高)が群馬を抜き去って2位に。

7区　トップの筒井咲帆(乙訓高）。彼女の走るフォームもきれいです。

2位に16秒と引き離して、区間賞。

8区の青山友莉菜ちゃんもがんばりました。区間3位で2位とは29秒差。

9区のアンカー区間。京都・黒田真央は安定した走り。後ろから順位を上げてきた群馬・西原加純が差を詰めてくるも、最後は届かなかった。2位まで2:15台という好記録であった。
3位には6位から大きく順位を上げた重友梨沙（岡山）が入った。
福士も12人抜いたが、重友にはわずか及ばなかった。