京都Running

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ニューヒロイン・重友梨沙。強ぉーい。

2012-01-29 19:45:39 | マラソン
今日は大阪国際女子マラソン。
楽しみにしていた野口&福士対決は残念だったけど、本物のエリートランナーの走りを生で感じるために大阪城公園まで行ってきました。

京都では朝からあられがパラつく天気。大阪国際の前にひとっ走り。
丸太町通りの清滝街道まで9キロあまりのJOG。寒かったです。吐く息が白く曇るほどの温度でした。

で、大阪国際女子の前に、大阪市民ハーフマラソンの応援。
大阪城公園前のスタート時を観て、すぐ近くの大阪城公園内の1km地点に移動。

  *スタート直後(大阪城公園前)

  *スタート直後(大阪城公園前)           

3年前まではこの市民ハーフマラソンを走ってた。
かつては大阪国際女子マラソンがスタートする前に終わる前座の大会だった。
スタート前の長居サブグラウンドで氷雨が降って、ブルブル震えていたのを思い出した。
今は大阪国際女子と同時刻に大阪城公園前をスタートし、長居陸上競技場に向かうからエリート選手とすれ違うことになる。



   *大阪城公園内にて


   *大阪城公園内にて…こんなにも多い参加者



   *大阪城公園内にて …大阪城を左に仰ぎ

気温は5.5℃。北西の風1m。ほとんどないという状況だ。
続いて、大阪城新橋にやってきたトップ集団が4名。まだ17km付近だというに、坂本直子も集団から遅れている。その後はさらに。いつもは20km手前なら大きな集団が過ぎるのだが、どうもトップ集団のスピードがかなり速いに違いない。ロンドンオリンピックの代表選考レースだけに順位だけでなく、タイムも22分台が目標とされている。



   *トップ集団・大阪城新橋(17km付近)



   **堀江と嶋原・大阪城新橋(17km付近)



   *佐藤・大阪城新橋(17km付近)

今度は移動して、城見南の端。28km過ぎの地点で待ち受ける。
折り返しを過ぎて、野尻、福士を離して、重友がトップでもどってきた。
てっきり、福士がトップに出るだろうと予想に反して、重友梨沙が福士を50mほど引き離している。なるほど重友梨沙は西日本実業団駅伝でシスメックスをトラックで逆転した天満屋のルーキー。
福士の後、また80mほど離れて野尻が追っている。
この時点では重友梨沙は20分そこそこでゴールするかというスピードで、歩を進めている。



   *トップの重友梨沙・城見南(28km過ぎ)



   *続く福士加代子・城見南(28km過ぎ)



   *野尻あずさ・城見南(28km過ぎ)



   *坂本直子は雪辱を期したが…・城見南(28km過ぎ)

とにかく、強いぇ。30km以降も3分30秒電語で落ちることなく、後ろを引き離し独走状態でゴールに飛び込んだ。マラソン2回目で前回は31分というから、7分以上更新して、2:23:23というタイムでオリンピック有力候補に浮かび上がった。



ゴール前のフォーム。実に上下動が少なく、力強いフォーム。3位に入った野尻あずさも2:24:56と記録を更新した。野尻も有力候補に挙げられてもいいだろう。
しかし、横浜で2位となった尾崎好美はさらに上位をめざすため、名古屋での出場を照準に入れているという。熾烈なオリンピック代表争い。

ところで福士加代子だが、10月にシカゴマラソンで24分台で3位に入り、それを引っ提げての出場であったが、やはり後半失速し、37分で9位という結果だった。4年前に辛酸をなめ、今回は7か月前からマラソン練習をしたというが、やはり後半大きく失速するようではマラソンで代表となりえない。いかに5000mとハーフの記録保持者といえ、個人的に言わせてもらうと、重友や野尻のようにどうしてもマラソンでオリンピックに行くんだという気力の違いが感じられた。はっきりいって、4年前の辛酸をなめたからといってマラソンに未練を残すべきではない。
トラックで勝負すべきだ。あれだけのスピードを持っているのだから、スピードの上下の揺さぶりに対応できる技術や動じない走りを追求してもらいたいと思う。


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