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福知山マラソン中止に想う

2013-10-05 11:04:53 | マラソン
11/23に開催される福知山マラソンの中止が発表された。
9年前にも由良川が氾濫し、中止になったことを想い出した。




先の台風18号による大雨でコースや沿道の民家や農地が浸水したためで、実行委員会は「住民の方々に最優先で復旧作業に取り組んでもらう必要がある」と判断し、中止を決めた。参加料は返還される。

9年前にも大雨で由良川が氾濫し、マラソンが中止となったことを思いだした。
福知山マラソンは初マラソン(1997年)であったホノルルマラソン以降、毎年楽しみにし、参加を続けてきた大会だった。
あの年、由良川の下流・舞鶴で観光ツアーのバスが増水で立ち往生し、ツアー客がバスの屋根上で一昼夜救助を待ち続けた。河川敷の高台にある町役場が浸水し、職員が必死でパソコンを2階にあげた記事や光景を思い出す。

で、その時も実行委員会は中止を決め、参加料全額返金をすると発表した。
直前までの参加賞制作など経費はかかってもですよ。
TVで流された由良川の氾濫の光景を見た参加予定のランナーから、ネット上で参加料は義捐金にしてほしいとの申し出が相次いだ。しかしながら、実行委員会はいったん全員に参加料は全額返金する。その上で、義捐金を送金する意志のある方は口座を開設するので入れてもらえたらよいとのスタンスだった。
やはり、当時マラソン100撰の中でトップクラスであった福知山マラソンのゆるぎない方のつけかたでした。
送られてきた定額小為替を現金にし、早速、義捐金口座に振り込みました。
すると、実行委員会からお礼として参加賞であったキャップとスタッフジャンパーが送られてきました。
今でもこのキャップはトレーニングに時々使います。

このあたりのところが、東日本大震災の後、一方的に参加費を義捐金にすると決定した長野マラソンのNET上での炎上と違う処です。

福知山マラソンでは各集落ごとに炊き出しやエイドでのボランティア、私設の応援団などコース沿道の応援も熱く、京都北部の大会であるにもかかわらず、1万人を超すランナーの参加を続けてきました。
やはり、コース沿道住民の復旧作業優先との苦渋の決断に賛同したいと思います。
やhり福知山は大阪、神戸の都市型マラソンに埋没することなく、福知山であってほしい。


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