むらやわたる57さい

千文字小説の未来について

約1000文字小説の未来について(地球板RT8V⑳)

2021-03-19 19:03:34 | 日記
 上の画像は米軍宣伝ビラの一種。左の差出アドレスは現在の陸上自衛隊演習場付近。あて先は墓石用などの石材産地として有名。右の差出アドレスは旅順になっていて旅順の消印が押してある。あて先は現在の陸上自衛隊駐屯地付近。説明はのちほど。
 趣味の切手オークション誌発刊をめざしている出版社裏役員46歳女が円単位切手の発行年カバー8点をあるオークション会社で見てもらった。出品希望者としてサービスで見てもらったので正式な鑑定ではない。まず①茶色50円単貼りの発行年使用書留重量便「偽造品の可能性はない」。②35円の速達単貼り発行年使用「中期の切手を使用しているので明らかな偽造品」。③45円単貼り書留発行年使用「本物の可能性が高い」。④8円単貼り5種便発行年使用「切手は初期の物だが消印はなんとも言えない」。⑤約5万円で買った八ツ橋500円混貼り書留重量便発行年使用「本物である」。⑥青風神90円単貼り書留重量便発行年使用「確率的に本物」。⑦4円2枚貼り5種便発行年使用「切手、消印ともに明らかな偽造品」。⑧5円2枚貼り1種便発行年使用「切手は本物だが消印は偽造品。0の文字が金属印じゃなくて紙つき使用済み切手の消印をコピーしてプラスチックのような物をけずった偽造消印」。4点を破り捨てて画像だけ保存。正式な鑑定だとひっかかりそうなのが12000円で買った①。45円単貼り書留に対して50円単貼りは12~20分の1ぐらいで並み年でも千円から二千円ぐらいする。50円未使用の初期銘版のカタログ価が高いことから鑑定料を内蔵した値段とは言えない。同一アドレスあての買取品じゃないみたいなのでヤフーオクで単品売買された痕跡を常に確認する必要がある。
 上の画像の伝ビラをあらためて説明する。左はテニアン島玉砕の3日前の消印が押されていて文面は軍隊形式のなにも情報がないあいさつ文。これは当時のテニアン島にいた軍の事務官かやや高級軍人が書いた物で実際とは別に「テニアン島玉砕のメンバー、人数、シナリオをどうするか」を遠隔で協議するために米軍経由で本土に送られた物。通常の伝ビラだと葉書に対応して昭和17年あたりの消印が押されるけど軍隊形式で書かれていると正確な消印が押されるようだ。右の差出とあて先は筆跡が違う。あて先の文字は同一筆跡別アドレスでよく見かけるので単に保険調査員か軍の情報部の人だと考えらる。それで紹介することはできないが文面は教育期間中の新隊員の近況を情報統制された文章で書かれているけど旧漢字がほとんど使われていない。「昭和50年代に南京城へ消失した」53Yと同じ時空に存在していて旅順じゃなくて太平洋の外地からの可能性あり。戦中の伝ビラを実逓便と見間違えるとなにかと入れ替わりにすぐ南京城に飛ぶ物もありうるので取り扱いには非常に注意が必要である。