
『値引きしない公平で良心的なお店』 というと、値引きやセールをするのは不公平な店ですか? という疑問
『ワンプライス』 値引きは一切いたしません、何時買いに来ても、誰が買いに来ても、いつでも同じ値段で販売しています。
というお店があります。結構繁盛しています。
経営者に理由を聞いたら
「特売日」 「〇〇デー」 「クリアランスセール」 などと銘打って安売りをしているのは不公平なのでやらない方針だそうでした。
特売や値引きしないと なぜ公平なのか?
★★誰がいつ買いに来ても同じだから★★
〇 「特売日」 「〇〇デー」 の日や時間には店に来られない人もいます
当店では、その価格で売れるならば、最初からその価格で店に出しています。


〇 1の付く日とか、曜日や時間での割引も その日や曜日、時間にはどうしても来られない人がいます。これも同じです。
〇 大事なお客さんに特売品を買うために、早朝から並んでもらったり、セカセカとした買い物をして欲しくないのです。


〇 高齢者やお身体の不自由な人にもゆっくりと安心して買い物をしていただきたいのです。


〇 クーポン券やポイントは、使う方の利用の仕方で損得価格が違う場合がありますが、カードを上手く使える人だけが得をしてしまいます。
そんな知識を覚える余裕のない人や高齢者が不利益になってしまいます。

現代は、
東京・大阪間の高速バス料金が19800円程度なのに会社によっては4.000円。 発車時間によっても、往復2.000円というものまであります。
東京・福岡間の航空運賃が50.300円が格安航空だと5.740円。これさえ予約日や日程ではもっと低価格になります。
同じ経路での料金なのに10倍近い料金で搭乗しているとしたら・ ・ ・
予約の仕方や日程によっては、同じ会社の同じ便の隣同士の座席に座っていても隣席の方とは料金の格差がとても大きかったりすると不公平感は増します。


狡すっからい人ばかりが有利になる?
このままだと、こんな時には 「カードをこのように使うと得」 だとか、異常なほどの数のカードを使い分けたり、自身の利益に異常に詳しくて、敏感な狡すっからい人を増やす結果になるから。


安い商品やサービスを探す能力があろうと無かろうと、
店が指定した日や時間に行ける余裕があろうと無かろうと、
並んだり・早朝の空港に行けない体力が無かろうと。
誰にも優しく公平なのは儲け優先ではなく本当の意味の優しさ優先の商売に気付いてから 『ワンプライス』 を始めたそうです。

高齢者・障害者だけでなく、仕事で多忙だったりして店舗側の設定した日時に行けない人たち、多岐にわたる選択肢を取捨選択できないお年寄りにも何時買いに来ても、誰が買いに来ても、いつでも同じ値段で販売してくれる 『ワンプライスの店』 ってたしかに公平で有難い。日本中のお店がそうなったらユトリのある国民になれるかも・・・


ご本人様の絵ですか?
息子さんとかお嬢様とかかしら?
期待してます。
挿絵は、自由な利用が認められているウエブ上のフリーイラストです。商業目的でなければどなたでも著作権の心配なしに使える「優しい会社」のものです。konさんもお試しを・・・