旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

千葉県 千葉市 ・ 千葉城

2014年05月07日 | 観光地ではない旅行
地元の方に『千葉城』と聞けば誰もが知っている 千葉城


入り口に続く道

郷土博物館?
地元の方に『郷土博物館』と聞いても大多数は解りません

入場口 偽せの石垣は樹脂のパネル製

正面に 千葉常胤の像が鎮座
歴史的にみても千葉常胤の時代には館や砦風の城しか存在しなかったはず

千葉城は免震構造のビルでした

保存天守でもなく、復元天守でもなく、再現天守でもない全くの天守風の郷土博物館ビル。

城としては初めてお目に掛かった城内エレベーター
右側が階段。最上部(天守とは言えない)に行くのには至極便利


トイレ

手洗いや便器までとっても綺麗。 誰が訪れても気持ちよく使えます。


館内 (城内ではない) には
何故か 戦前・戦後の民家の様子を展示




こちらは ひと昔前の千葉市の様子を・・・

昭和の中期過ぎまで千葉の海では『おっぺし』と云って女性も裸身で漁船を押していたりしていたそうです\(◎o◎)/!


何故か天文学の資料まで????


ただひとつ 城内展示物らしい『甲冑』がありましたが『複製品』でした


この国宝・源頼朝の大画像(当然に複製画)
なぜ千葉城に関係のない頼朝公の画像が掲げてあるのか?

読んでみたら掲げてある理由を説明してありましたが・・・

誰かが大業を成したことについて、自分が如何に尽力したので大業を成すことが出来た。という人が多いのは昔も今も変わりないのですね。
千葉常胤も頼朝の力を見越して損得勘定で加勢した多くの武士のひとりだったということでしょう。

それすらも『伝説』でした。 郷土資料館に来た子供たちが正確に理解してくれるかどうか心配です。


千葉城最上階 (天守閣)


『最上階』からの眺め



20階建ての千葉県県庁舎と高層マンション

こちら側も低層ですがビルが立ち並んでおり見通しは悪く、美しいような景観はありません


下を見ると

子供たちが遠足で千葉城にたくさん来ていました。
口々に『お城』『大きいお城』などと感激している姿を見ると 本物を知らずに 偽物を信じて幼い記憶に刷り込んでしまう恐ろしさを禁じえません


子供だからこそ『本物』を見せ、触れさせてあげたい気がするのは私だけでしょうか。

私が館内観覧中に職員以外の一般来訪者とは一人も合うことはありませんでした。 子供さんの教育の場ならば尚更千葉城という名称は考え物です

郷土館敷地内・いのはな亭

洒落た和風の店造り

甘味の値段もお手頃

地井武男さんも訪れていたようです

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