北大の中国人教授が中国に行ったまま、昨年の6月中旬から大学と連絡が取れなくなった。大学側が7月に妻から「体調不良で療養中」と聞いて以降、情報がないという。
昨日26日に中共は、国家安全当局の調べに対し袁教授が「犯罪事実を自供している」スパイだったと公表。
中国側が袁教授を捜査していると認めるのは初めて。
中国、音信不通の北海道教育大教授をスパイ容疑で捜査
産経新聞 3/26(木) 19:47配信 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6355319
【北京=西見由章】中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は26日の記者会見で、中国で昨年から音信不通となっていた北海道教育大の中国人研究者、袁克勤教授(東アジア国際政治史)について、「スパイ犯罪」に関する容疑で中国の国家安全部門から取り調べを受けていることを明らかにした。
耿氏は、袁教授が「犯罪事実に対して包み隠さず自供している」と述べ、「証拠は確かだ」と主張した。現在は検察機関が起訴の可否を判断するための捜査を進めているといい、「刑事手続き上の権利は十分に保障されている」と述べた。
袁教授は中国吉林省生まれ。昨年5月、母親が亡くなったために一時帰国し、6月に大学側と連絡が取れなくなった。
中国当局は過去にも2015年以降、スパイ行為に関与したなどとして日本人の男女15人を拘束し、うち9人が懲役15~3年の実刑判決を受けた。
耿氏は、袁教授が「犯罪事実に対して包み隠さず自供している」と述べ、「証拠は確かだ」と主張した。現在は検察機関が起訴の可否を判断するための捜査を進めているといい、「刑事手続き上の権利は十分に保障されている」と述べた。
袁教授は中国吉林省生まれ。昨年5月、母親が亡くなったために一時帰国し、6月に大学側と連絡が取れなくなった。
中国当局は過去にも2015年以降、スパイ行為に関与したなどとして日本人の男女15人を拘束し、うち9人が懲役15~3年の実刑判決を受けた。
昨年9月には、中国政府系シンクタンクから招聘された北京を訪問した北海道大の男性教授を反スパイ法違反などの容疑で国家安全当局が拘束。日本の研究者や日本政府から早期解放を求める声が強まり、男性教授は同11月に「保釈」名目で解放され、帰国している。
■袁教授の長女がコメント
袁教授の長女でカナダ・バンクーバー在住の長女、袁●(=くさかんむりの下に宝のうかんむりがわかんむり)(えん・けい)さんが26日、産経新聞の電話取材に応じた。袁さんのコメントは以下の通り。
いま父の消息を伝えるニュースを聞いたばかりですごくショックだ。これまでに2回も不起訴になっていたことは中国にいる親戚からの連絡で知っていた。証拠がないからだ。
にもかかわらず、当局が拘束を続けるのは、何らかのシナリオに沿って父を有罪にしようとしているからとしか思えない。長年日本で父はスパイなんかしないはず。「法にのっとった手続きを進めている」という中国の発表はウソ。ぜひ父を助けてほしい。
音信不通の大学教授 中国当局、取り調べ中と明らかに
朝日デジタル 3/26(木) 21:40配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000081-asahi-int
北海道教育大の中国人研究者、袁克勤教授(64)が昨年から中国で音信不通になっている問題で、中国外務省の耿爽副報道局長は26日の定例会見で、スパイ行為に関わった疑いで袁教授を中国当局が取り調べていることを明らかにした。中国側が袁教授を捜査していると認めるのは初めて。
耿氏は、国家安全当局の調べに対し袁教授が「犯罪事実を自供している」と説明。現在は、検察当局が起訴するかどうか審査しているという。どういった行為の違法性が疑われているかは明らかにしていない。
袁教授を巡っては今年2月、長男(28)や研究者仲間が帰国を求めて北海道庁で記者会見を開いていた。この会見などによると、袁教授は東アジア国際政治史が専門。吉林省の出身で、昨年5月下旬に親族の不幸を理由に帰国した後、6月を最後に連絡が取れなくなった。(北京=高田正幸)
耿氏は、国家安全当局の調べに対し袁教授が「犯罪事実を自供している」と説明。現在は、検察当局が起訴するかどうか審査しているという。どういった行為の違法性が疑われているかは明らかにしていない。
袁教授を巡っては今年2月、長男(28)や研究者仲間が帰国を求めて北海道庁で記者会見を開いていた。この会見などによると、袁教授は東アジア国際政治史が専門。吉林省の出身で、昨年5月下旬に親族の不幸を理由に帰国した後、6月を最後に連絡が取れなくなった。(北京=高田正幸)
中国の 「法に基づいて」 とか 「刑事手続き上の権利は十分に保障されている」 というのを自由主義諸国や日本の法制度と同じに考えると大間違い !
共産党が党の利益だけのために勝手に作った法律であって西側諸国の法律とは似ても似つかない法律です。
容疑者を拘束したことすら公にせず、長期拘禁と拷問で自白させて、自白に基づき刑務所行きにして社会から排除する。という恐怖政治です。
世界の警察機構 【 ICPO 国際刑事警察機構】 のトップも中国人で、中国に一時帰国して行方不明になり 長期の取り調べの後に罪を自白してから公表しました。世界警察のトップですら簡単に逮捕・拘束・拷問・刑務所となる国家は確かに存在しています。
サーズウイルスに続き、武漢ウイルスまで撒き散らしていることと併行して、陰でこんな人権弾圧もやる恐ろしい政権ですね。