今回の台風１５号の際に耳にした警報は、
・強風波浪警報 ・暴風雨警報 ・大雨警報 ・洪水警報
・波浪警報 ・高潮警報 などなどでした。
まあ、過去にも何度も聞いていて結果的にどうということもなかったという学習をしていました。
が、今回の台風１５号は 『統計を取り始めて最強台風、瞬間最大風速５８ｍ』 だったとか・・・
９月８日深夜 （９月９日未明） に千葉県千葉市に上陸。
台風は、個人の所有山林の管理放置が原因で、県などの自治体も管理者への指導をしていなかったための倒木や管理者自身がが停電原因の倒木伐採に金銭を要求するなどで東電や自衛隊が倒木の撤去作業に取り掛かれないこともあって、未曾有の長期停電を引き起こしていました。
同じ１５号の通り道だった東京都や神奈川県は山林が少なく管理不足の所有者が少なかったことも幸いして停電は早期に復旧することができました。
停電や停電に伴う断水に直面した体験から順不同でメモ的に記憶のため羅列しておきたいと思います。
思いがけず不便だったこと
・ ガソリンスタンドは自己蓄電施設を持たない店は給油機が使えず閉店
・ 開いているスタンドは数キロにもなる給油渋滞
・ 高速道路がゲートの発券機やETCが使えず閉鎖
・ エレベーターが使えなくなる。老齢者や病人などは５階以上は相当苦痛になる
・ 個人病院、眼科、歯科等はすべて休院になる
・ 入院患者には暑さが酷
・ 電子キーの玄関が開かなくなる
・ オール電化のキッチンが全て不動になる
・ 井戸も水があってもポンプが動かないので水はあっても出ない
・ マンションの水道は出なくなる
・ 下水の施設が止まる
・ トイレで１回水を流すのに６Ｌから１３Ｌの水が必要。
（小用の多い年配者が居ると風呂の残り水２００Ｌ程度はすぐになくなる）
（トイレは大で利用する時は大量の水でパイプから１０ｍは流さないと戻って来るので節水はできない）
・ 下水プラントが止まると下水が詰まる
・ トイレは水を入れても流れなくなる
・ トイレの銀消臭器が動かなくなる
・ 信号機の点いていない交差点は無意識に通過し易い
視覚のために 自分の走っている道路は幅員が広くて、交差する道路の幅員は狭く感じて大きな交差点でも徐行しないで走りがちになる
・ 沢山買い置いたつもりの【飲料水・生活用水・乾電池・カセットガスボンベ・インスタント食品】はすぐに使い切ってしまう
・ 光電話、IP電話は使えなくなり、スマホも極端に不調になる
【何が起きているのか？情報が少なくなる。車のテレビが頼りになる】
・ 夜９時が深夜に感じる
・ 夜空が綺麗に見え、月が異様に明るく感じる
などなど。
今回の台風を激甚災害ではないと感じた項目
〇 道路が遮断されていないので何処にでも移動が自由だった
〇 ５キロ程度離れた地区では至極普通の生活をしていた
〇 食品、ガソリン等も充分流通していた
〇 近隣で電気・水道・電話・インターネットＯＫの場所がある
〇 平均的な常識を持った市民はそれほど困った人はいなかった
イヤだった面
〇 台風に託けて、破損個所を保険や国に被害として届けて金儲けをしようとしている輩が多かった。 （火災保険料の値上げに繋がったり、税金の無駄使いになります）
〇 ボランティアや自衛隊に不当な要求や過大な要求、文句を言う人が多い
〇 東電さんは、山林の管理放置の無責任千葉県民の被害者なのに不眠不休での危険な作業に長期間従事させられた。
※停電後、長期停電により冷蔵庫が壊れて大手家電店に買いに行くと注文が殺到していて契約から１ヶ月以上納期がかかるということで冷蔵庫無しの生活は今も続いていますが自分では被災者とは感じていません。
今回メモした事柄は、災害というものの体験をしてみて初めて分かることでした、今後の参考にメモとしてサーバーに保存するため記事にしました。
