旅 ・ 懐かしいもの探しetc

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映画 ガメラ・第1作 【1965年】

2018年09月01日 | 映画と映画パンフ
1965年 第1作『大怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)

既に倒産してしまっている映画会社 『大映』の文字が堂々としています


出演者。 船越栄一郎さんの御父堂さまも出ていらっしゃった


あらすじは、
・国籍不明機が北極海上空を飛行しているのを日本の砕氷艦が見つけて何故か『米軍』に報告する
・緊急発進した米軍機が国籍不明機を警告の後に撃墜する
・撃墜された国籍不明機は原子爆弾を積んでおり北極で墜落爆発する
・原子爆弾の破裂の衝撃で数千年の冬眠からガメラが眼を醒ます
・米軍は偵察機を出してガメラを偵察
・ガメラは音速で飛翔して日本に来る
・日本は、動物学者と科学者が自衛隊と警察などによる『ガメラ対策本部』で対応
・高電圧や戦闘機での攻撃を試行するが効果なし
・ガメラが火が好きなので火炎で島嶼におびき出してロケットに乗せて火星に送る
めでたし、めでたしとなる。


原爆のきのこ雲


北極海で日本の砕氷船を襲うガメラ。当時としては世界最先端の特撮場面です


砕氷船からモールス信号を打電。つい最近まで、こんな通信方法しか無かったのですね


米軍の偵察機 (何故か大編成で偵察に… 国籍不明機を撃墜する際は2機だけなのに…)


米軍機パイロット (何故かフライトベストの下はワイシャツ姿…)


米軍機パイロット (こちらも何故か日本人風の顔立ち…)


ガメラ日本上陸

一自衛官と動物学者が核ミサイルをガメラに向けて、米軍に発射を依頼していたり。5分後には核ミサイル発射準備完了していたり。場所は京浜工業地帯なんですがね・・・

見るからに模型と分かるような船舶の特撮ですが、当時は世界最高峰技術


踊り狂って遊んでいる若者に避難を呼び掛ける巡査。この頃のお巡りさんはヒゲを蓄えているイメージなんですね


何故か? 唐草模様の風呂敷を担いで避難する市民の皆さん


ネクタイをした方だって唐草模様の風呂敷を使ってます


避難の広報車トヨタ・クラウンと昔の電話ボックス


米国、ロシアの科学者がガメラ退治に協力するため来日。 懐かしい羽田空港風景が映りました


これも見慣れた 『羽田の管制塔』 低~いターミナルビルと低~い管制塔。無料駐車場などが思い出されます


ガメラ襲来を伝えるアナウンサー。名札とマイクが何とも懐かしい画像でした


ラヂオ受信機


懐かしいトヨタの2代目コロナ1500も映っていました


コロナのラジエターグリルにはJAFのバッジが付いています。当時の車は故障が多かったのでこのバッジを着けている人が多かった気がします。バッジの材質は金属に七宝の確りしたものでした。


トヨタの観音開き1900CCのクラウン。少年を跳ねそうになりながらクラウンの運転手は少年を怒鳴り散らして走り去りました


『ズビズバー』の左木全翁も元気に出演していました


JAL旅客機内の会話。顔のそばの手にはタバコが… 危ないですよ。昔は航空機内でもタバコを吸いながらアチコチ移動していたんですね。隔世の感。


自衛隊最高指揮官と動物学者。ガメラ対策本部の最高幹部が運転席と助手席に


灯台守の一家。懐かしいチャブ台で家族が食事している風景。ネクタイ姿の夕食です。


おびき出されてロケット先端部に収まったガメラ 身長60メートル、体重80トンのガメラを打ち上げるという途方もない技術。 


ガメラの身長からするとロケットは全長600メートル以上にはなるはずです。東京スカイツリーほどの全長?
 火星までのロケットとか打ち上げ重量とかあまり問題にならない善き時代を窺わせます。


ガメラ打ち上げを見守る人々。見ている方向がチグハグなのもご愛嬌


懐かしい碍子のスイッチ


ロケット発射


ガメラを乗せたロケットは火星に・・・


喜ぶ世界の科学者たち


ガメラ対策本部の科学者と動物学者 手を取って喜ぶ

53年前の映画でしたが当時のモノの考え方とか破天荒なストーリーとか現代のありがちな屁理屈をつけない娯楽映画としての楽しみ方に感心しました。
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