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 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

群馬県 南牧村 日本の里山風景

2016年04月11日 | 観光地ではない旅行
南牧村の一風景
日本の里山の原風景とも思える自然と調和した美しい景色

南牧村(なんもくむら)役場
知らない土地を訪ねたときは、まず市役所などの「商工観光課」や「観光担当部署」を訪問してお話を聞くことにしていますので今回は

 職員さんの話では、南牧村は人口1900余名、群馬県西部の甘楽郡に在り、1955年(昭和30年)に隣接していた磐戸村・月形村・尾沢村が合併して南牧村になったそうです。
 村は、老齢人口割合が57%超えで日本一、幼少人口割合は4%で、併せて高齢化率も日本一の自治体なのだそうで、2014年には、民間研究団体「日本創成会議」が全国で最も消滅可能性の高い自治体と指摘した過疎地(限界自治体)として、過疎地域自立促進なんとか…という法律の過疎地域に指定されているそうです。

村の全体図
標高800mから1400mの連峰に囲まれた東西15km、南北8kmの集落


村の風景
日本の里山・原風景
山と川があって、人家が点在、花が咲き、ゴミはなく、人は自然に負荷をかけずに生活しており僅かな負荷は自然が消化・吸収できる範囲内



何より、住んでいる方と世間話をしてみたら 『人がみな優しく』感じられました

橋のある景色  川は一級河川『南牧川』村の中央をゆったりと流れています


町中の花のある景色


民家の樹木に花が


橋に花  流れる水はとても澄んでいます


道路沿いの立派な石垣


どこを見ても ゴミが落ちていない道路




商店 人通りは全くありませんが床屋さんは元気に営業中 !


閉店したのでしょうか、立派な間口の商店です


蝉の渓谷  村内の数多くある名所のひとつ


東屋と公衆トイレ

 東屋の休息場もトイレもとっても綺麗にされていました、どなたかが掃除をされているのでしょうね。 予算もないと思われますから多分奉仕でしょう、感謝。
【 田舎のお袋が誰に頼まれもしないのに近所の公衆トイレを毎日せっせと掃除していたのを思い出しました 】

案内看板


由来説明  松尾芭蕉の句 『閑かさや岩に染み入る蝉の声…』




観光客の姿が見られましたが1組きり。 全て無料でこの景観が眺められるのに…


渓流を流れる清水 夏には蝉の声が聞こえるのでしょうね

こんな素晴らしい地域が限界自治体なんて信じられません。 村としても移住者を募っているそうです (若い方限定) から子供の教育にはかけがえのない大切な体験をしてもらう絶好の地だと思います。
 子供は都会で育つとロクな者にはならないと自己体験的に勝手に思っているのですが… 

村のマスコット ゆるキャラ なんしいちゃん

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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記憶があります (タブタブ)
2019-06-06 17:23:33
このページを見た記憶があります。
北海道の石狩に月形と云う地名があります。
もしかしたら、ここと関係があるのかも知れませんね。
返信する
タブタブさんへ (ブログ管理者)
2019-06-06 17:46:59
北海道の石狩平野の月形という地区ですか。
どんな所なんでしょう? 興味が湧きます。

北海道は全域ひと巡りしましたがとおりいっぺんなのでジックリとポイントを絞って訪れたいと思っています。
返信する

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