渡辺一史氏の著作
「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」
車いすの難病青年が介助ボランティアの女性に 深夜なのに介助ボランティアを叩き起こして 『バナナを食わせろ』 と要求。
他人の助け無しでは生きていけない立場なのに遠慮を知らず無理な要求を突き付けてくる要介護者。
障碍者が自己中でいけないのか! 俺の人生だから俺中心で何が悪い!
という理論。
障碍者イコール弱者、皆から守られて当然の立場。というご意見
介助ボランティアの女性はこの青年に こんな言葉を向ける。
『障碍者って、そんなに偉いの? 障碍者だったら何言ってもいいの?』
今の日本の世の中でそんな言葉を障碍者に向かって叫んだら猛バッシング。 障碍者という 『錦の御旗』 をふりかざしている人に。
総理大臣だって首が飛ぶでしょう!!
この本に批判が向かなかったのは、著者が 『車いすの難病青年』 本人と直接コンタクトしていたから。
昨年でしたか? 航空機に乗る際に航空会社が 『介助が必要な方は、あらかじめお知らせください』 とお願いしていたにも関わらず故意に連絡せず航空機のタラップを這いずり上がる映像をネット配信して、後日障碍者が障害を武器にして特別待遇を受けて何が悪いのか? というコメントを出していたと聞いて驚愕しました。
『無敵のハンディキャップ』 という本も過去にありましたが別の意味で悪意ある障害者は 『ハンディキャップを持つことは無敵』 なのかもしれません。
病院で見掛けたのですが、何かの障害を持っているのであろう方が 車イス専用駐車場に駐車して別の車イスの方がとても難儀されていました。自分中心で同じ障害者には一切配慮しない姿に少し腹立たしくなりました。
過去記事⇒ 『身障者は 身障者に配慮しない』
一部の 『無敵の旗』 を振り回し過ぎる障害者は、多くの遠慮がちに生活している労わるべき障害を持った方たちへの反逆行為・敵対行為ではないのか? と感じます。
嫁イコール夫の家に嫁ぐ。という観念はもともと米国にはなくて、日本には純白の花嫁衣裳を着て、夫の『家』に入って純白の衣装を夫側の家の色に変えてもらう。という素晴らしい『家制度』がありましたが日本でも家制度は崩壊しつつあります。
私もロスに住む姪っこの親御さんの名前や素性すら知らないまま『親戚』してますよ。