
【ファミマ早期希望退職者殺到】 という記事 2020.2.5日
1月6日の朝。仕事初めのこの日、コンビニエンスストア大手ファミリーマートの支社(ディストリクト)は騒然とした雰囲気に包まれていた。
社員たちの視線の先にあるのはテレビ会議用の大型ビジョン。映像はファミマ本社の大会議室につながり、年頭挨拶をする澤田貴司社長の姿が映し出されていた。
ファミマの社長が今年の年頭の挨拶で
「会社があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが会社に何をできるか考えてほしい」――。
澤田社長はこう社員に問いかけた。力強く語られたその言葉は、かえって社員たちの動揺を誘ったという。
あるファミマ社員は振り返る。
「社長は 『会社のために辞めろ』 と言っているんだと 『誰しも』 思いました。そして、この会社に未来はないという声が広がったのです。早期退職に応募しようか迷っていた多くの社員が、社長のこの声で応募を決心しました」

とのこと。
えっ、この言葉って アメリカのケネディ大統領が言った有名な言葉。 社長さんは、それを引用して社員に 『やってもらうことばかり考えずに自分が会社に貢献する方法も考えて欲しい』 と話しただけでしょう。

国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。
Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.


この世界でも称賛された言葉は、それこそ 『誰しも』 知っているものと思っていました。これを 『辞めろと言っている』 とか 『この会社に未来はない』 になってしまうことに恐ろしさを感じました。


先日は、お風呂の湯を 『熱かったら水でうめて入ってね』 と言ったら若い人には 『うめる』 という意味が分かってもらえなかったし、 指で電話マークをしても理解してもらえなかったり。。。