
新型コロナ、自殺した職員らに帰国者から寄せられた苛烈怒号 2020.2.7 10:48 記事は⇒ ここに。
【記事】 埼玉県和光市の緑豊かな一帯にある国立保健医療科学院。
保健、医療、福祉に従事する職員の人材育成などを行う同科学院には、7階建ての受講生用寄宿舎がある。
通常は研修中の地方自治体職員などが宿泊する施設だが、現在は新型コロナウイルスが猛威を振るう中国・武漢からの帰国者が、一時的に身を寄せている。




2月1日午前10時15分頃、同科学院周辺に救急車のサイレンが鳴り響いた。
「ドサッという音を聞いた施設関係者が、寄宿舎近くで倒れている血だらけの男性を発見。すぐに119番通報しましたが、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。遺書は見つかっていませんが、遺体の状況から寄宿舎の上階から飛び降りたとみられています」 (全国紙社会部記者)

死亡したのは、 「警視庁から内閣官房に出向していた男性職員A氏(37才)で、帰国者の滞在受け入れ要員にされていました。」 (前出・全国紙社会部記者)
Aさんが自殺した当時、この科学院には政府が派遣した第三便のチャーター機で1月31日に武漢から帰国した149人のうち、98人が滞在していた。



「A氏は1月31日から施設に泊まり込み、過酷な勤務状況が続いていたようです。自殺と受け入れ業務の因果関係は不明ですが、混乱を極める現場で大きなストレスを抱えていたのは間違いないようです」 (前出・全国紙社会部記者)
帰国者のメンタルも限界に。怒号が飛び交い、恐怖さえ感じる現場だったという。



制約の多さに帰国者から不満が途絶えることなく続く。
「帰国者は政府対応に不満を抱きクレームが噴出して、受け入れ現場は殺伐としていました。責めるほこ先は全て職員に向かってしまった」 (前出・全国紙社会部記者)


◆「人権無視か!」
世間の視線も厳しかった。最初のチャーター機では、思いもよらぬ「主張」をする帰国者も現れた。2人の帰国者が帰国後のウイルス検査を拒否し、強引に自宅に戻ったのだ。
「2人は、 『自分には症状がない』 『早く家に帰りたい』 と訴えたそう。また厚労省の職員が 『ご自身のために検査を受けるべきです』 と説得すると、怒り出して動画を撮影し始めた。その後、SNSなどで 『彼らが自由に動くのはバイオテロだ』 など役所の対応のまずさが批判されました」 (前出・全国紙社会部記者)


大々的に報じられていないが、実は第二便、第三便でも軋轢が生じていた。
「受け入れ先で、 『テレビがない』 と不満を言ったり、 『こっそり逃げ出すぞ』 と脅しのように凄む帰国者がいたそう。相部屋が不満で、 『こんな狭いところに閉じ込めるな!』 『人権無視か!』 などの怒鳴り声もあったとか」 (政府関係者)


そんなクレームを一身に受けるのがA氏のような公務員たちだ。
「有名国立大学を卒業し警視庁に採用された彼は、企画課と公安総務課などを経て内閣官房に。大学時代はボート部に所属したスポーツマン。仕事ができ出世も早かった。ただ、真面目すぎる面もあった。 A氏は危機管理を担当していた関係で、帰国者対応を命じられました。仕事は“相談窓口業務”という名のクレーム処理係だったようです。真面目な彼は帰国者の怒りのハケ口となり、サンドバッグ状態。
2日間、寝ずに相当なプレッシャーを受け続けた。急激なストレス過多と、自殺に何らかの関係があるかもしれません」 (警視庁関係者)

仕事とはいえ、武漢肺炎に対応する医師や公務員にも人権も家族もあることを理解できない人は中国で同じ主張を大声で叫んで欲しいものです。
何か、昨年9月に房総での台風被害者の横暴振りを思い出すと、外見上弱い立場に立った時の弱者の論理を振り回すという 『お花畑日本国民』 の現実の姿は凄まじいものがあることを感じます。


自己中心的な帰国者たちの言動を初めて知り、怒りに燃えました。
亡くなった職員の方は、責任感の欠如した、帰国者たちに殺されたと言って間違い無いでしょう。
これからもよろしくご指導ください。
昨年の台風被害では、房総半島の被災者と自称する自己中心的な人々の恐るべき行動を目の当りにして驚いた記憶があります。焼け太りという言葉が当て嵌まるような一部極悪被災者や帰国者はもう見たくないものです。
私は、多くのまともな被災者や帰国者に対する冒涜だと思っています。