マリア・カラスと並ぶ不世出のソプラノなのに、何故か日本では評価が低い。
その理由は後述するとして・・・彼女の声は凄い。というか、声そのものよりも装飾音符やトリルなどの技巧が凄い。
高音を薄くさっとなぞるように声を出すところとか。
Wikiによると、初来日時には既にオペラ歌手としては下り坂で批評家の不評を買ったことを不人気の原因としてあげているが、彼女が美貌の持ち主であったらもう少しましな評価を得たのではないかとも思う。ちなみに次の映像がその年のMETのものです。記述はありませんが、ひょっとして来日公演の録画かも。御歳49歳、ヴィオレッタはきつかったかも。冒頭に貼りつけた動画はこの10年前のものです。
パヴァロッティの伝記「王様と私」にも、サザーランドはその大柄な体格から共演者としてパヴァロッティを重用し、それが彼の成功に繋がった、と書かれている。次の動画をご覧になれば一目瞭然。
あの大きなパヴァロッティよりも大きく見えます。馬面で御世辞にも美人ではない。
昨日の記事にも書きましたが、オペラもビジュアル重視になってきているので、オペラ歌手も声や歌唱力、演技力だけでなく見た目も大事なファクターになってくるので大変ですよね。
でも・・ネトレプコの声もサザーランドの絶頂期の声と比べると・・重く感じちゃいますね。