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田舎ぐらし(45)

ー 有料老人ホーム ー

  夜明けを自宅から見るか、それとも・・・

  老人ホームのことを知りたいと思った。それで、いろいろ本を読んだり、いくつかのセミナーに参加して講師から話を聞いた。現地見学会にも参加した。

 最初に全体の印象をいえば、有料老人ホームはお金がかかる。しかしお迎えが来るまで面倒をみてもらえる、といったところである。まずはお金が気になる。

 費用の大枠は「入居一時金」+「月額費用」。

 まず「入居一時金」は入居する時に支払うまとまったお金。比較的多いのは100万円未満と300万~1000万円。これは入居から終身ごやっかいになる “ 権利 ” を得るための代価だといわれるがよくわからない。0円という所もあるがこちらは月額費用が高くなる。

 「入居一時金」には返還金がある。施設ごとに定められた想定居住期間内にお迎えが来た、あるいはほかの理由で退所した場合は一定額を差し引いたお金が戻ってくる。

 倒産したらどうなるの?という心配があった。実際、2019.1には東京・中央区に本社を置いて、介護付き終身利用型老人ホームを運営していた会社が53億円余の負債をかかえて民事再生法の適用を申請している。(帝国データバンク Webページ 2020/1/8 )。

 それで見学会に行った際、質問をしてみた。そうしたら、
「うちの施設は全国有料老人ホーム協会の保証制度に加入しているので、その場合はお金をお返しします。」
「入居一時金の残金と500万円を比べて、どちらか低い方の金額をお返しします」という説明があった(老人福祉法29条9項 同施行規則20条の10)
結局最大で500万円戻るということである。

 つまり、倒産の場合、数千万円の一時金を払っていても、戻ってくるのは最大500万円。・・・80歳の年寄りが500万円を手にして新しい入所先をさがしている情景が脳裡に浮かんだ。

 次の「月額費用」は月々かかる食費や家賃、管理費など。約15万~40万円/月。
上述のように、入居一時金0円の施設ではもっと高くなる。月額費用が払えなくなったら退去である。

  ※ 参考書 「後悔しない高齢者施設・住宅の選び方」 岡本典子 日本実業出版社 
 
( 次回は ー 有料老人ホーム ー )
 

 

 
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