1ケ月後、再受診に母と車で向かう
道中は、なるべく前向きな考えで移動
眼の中にある腫瘍は小さくなってるといいね
とか、
無くなってるかもよ?
とか、
あとは彼氏の悪口
とか、
(私)「やっぱり、心配で聞くんよT君に、もし悪性だったとしても良い物でも?目を摘出になるかも?知れんけど…私らどうなんの?って。」
(母)「うんうん、そりゃ応援はしてくれるんでしょ?」
(私)「これがさ、”あんたの目が無くなったらさ、どんなんなるの?変になるの?ならんの?まだ見てもないのにそんなん分からんやん!” ってゆうんよ。しかも ”悪性やったとして、気の毒とは思うけど俺にはどうする事も出来んし、今、安心する言葉をかけても実際に見ないとわからん、何も言えん。” ってゆわれた… 私的にはただ、安心する言葉が欲しかったなぁ~って、嘘でも。もちろん悪性やったり変な見た目になったらちゃんとこっちから別れるつもりやけど、あんな言われ方するから何も言わんかったさ。」
(母)「そうだねぇ、冷たいね、分かってるのにねぇ。」
(私)「何か冷たいなぁ~って思ったよ。」
とにもかくにも…
結婚前にこんな病気になって不安、結婚できるのかな?って思うと またまた不安
今だったら、そんな男!別れたれっ!!って思うんやけど、この時はこの先、T君以外に誰も現れないし私もこの先えらい姿になってるやろし、先が見えなさ過ぎてT君に執着していたのかもしれないですね
本当は嘘でもいいから「大丈夫!俺がおるから!」って言葉が1番欲しかったなぁ~
最後までその言葉は聞けませんでしたけど…
最後までこの方は私の顔がどうなってしまうのかって事ばっかり気にしてました…
(私が1番気にしてるんや!っつ~の!)
とゆうことで、再受診の結果…
この少しの間で腫瘍は大きくなってしまってて
こんな短い間で大きくなってしまった今、この腫瘍から他の臓器に転移する場合もあるから、やっぱり摘出した方が生存率が高くなる、
また良性であった場合は不幸中の幸いとなる
この時に手術日が決まったのでした
年明け 2003年1月22日、眼球摘出手術決定