失われた瞳に残された光☆

左眼を失ってから22年

様子観察(終)

2024-12-08 11:37:15 | 日記

次に私の母について綴りたいと思います

 

 

 

は、変ってる人です

私が1人っ子なのを気にして、何でも全部あたえない我慢させる事を心がけていた

と、いつの日か言ってた

誰にでも声をかけニコニココミュニケーション能力の高めの人

(たまに思った事を笑顔で伝え、ドン引きされているのをよく見てました

 

数あるエピソードから… 例えば

子供の習い事の送り迎えの中、孫の練習姿を見たい!と一緒に母が道場までくっ付いて来たことがあったんです

習い事の待ち時間中は息子のママ友といつも3人静かに稽古を見ながら少しお話したりしてます

その日はそこに母も居たのですが…

デリケートな話…、口臭って気になる時ってありますよね

その日、1人のママ友が凄く口臭があったんですョ

(私だって食べた物によっては口臭、もちろんあると思いますが…)

   

そんな、誰もがスルーするデリケートな所を母は

 

(母)「あら?〇〇さん?ちょっとお口が臭うわよ??アレだったら歯医者さん行って診て貰ったらどうかしら!(⌒∇⌒)?)」

(〇〇さん)「えっ!? あ、はい…今日は晩ご飯ニンニク使ったから…臭ったかな…(・・??;)」(笑)

 

みたいな...

 

もちろん、その場は凍りました

 

が、しかし、母はその場の空気ももろともせずニコニコと孫の練習を見ていました

    

 

後で少し注意したんですが、

(母)『何も言わないのもかわいそうじゃない!』

で、終わってしまいました

 

 

ま、そんなお茶目!?な所が沢山ありますですが、愛情たっぷり育てていただきました

(感謝しております!!)

 

私の住んでいる所から医大までは、3時間半はかかります

仕事も忙しい時私の病気運転もし気も病む中持病の痔が出ていたそうですが、痛み止め打って私の通院をサポートしてくれていました

 

最強の母です(痔の事は私には内緒にしてました)

 

 

 

 

 

 

次、また、綴ります

 

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様子観察の1ヶ月(続)

2024-12-06 13:25:33 | 日記

急ピッチに綴っております

 

誰の為に???(自分のため?)

う~ん…それはあることがきっかけでブログをする事になったんですが…

これはまた後ほど

 

さて、眼の摘出までの主要人物2人目の説明をしたいと思います

もちろん、当時付き合っていた彼氏のT君

このT君、ちょこっと前の過去ブログでも少し話ましたが…

T君転勤族の人で私の住んでいる隣の県から任地先として私と同じ県内生活をしていた人です

背が高く大き目な私が小さく見えるぐらいスタイルの良い人でした

ただ、T君…お付き合いする前から結婚を前提に!!と猛烈アタックしてくれ…

お付き合いが始まると急にお金の事にシビアになる人でした

最初はグイグイと引っ張ってくれて楽だし、私も自分があまりない方なので丁度いいのかな?って

かなり過酷なお付き合いを、今、思うとしていたな~って思います

 

T君と付き合っていて、1番覚えているエピソードを1つだけ綴りましょうかね

(他に沢山あるのですが…えげつなさ過ぎて完全に悪口になってしまいますので…ライトなやつで。)

 

最初に言っておきますが、私は割りにアホです、高校卒業だけですが、今までそれで仕事ともトラブルはありません

T君は、同い年大学出です

とにかくそれを私によく自慢上から?な態度が凄かったです

 

あるデートの帰り道でドライブ中、長~い堤防道路は走っていました

夕暮れになってきて、高圧線鉄塔かな?よく規則正しく並んで続いてる電線に鳥達列になって無数に電線にとまっている風景を見ました

沈黙も続いてたし…話かけました

(私)「あれさ、電線にすっごい鳥とまっとるやん??あれって鳥、あったかいんかなぁ~。」

(T君)「はぁ”~?! おめぇ”!アホとちゃうんけ? ん、な訳ねぇ~だろが!!」

T君クスリとも笑わずに高圧電線の仕組みを私に怒りながら説明し🗼🗼🗼🗼

(T君)「まったく、これやで高卒は…。」

で、終わってしまいました

(私)「いや…、まぁ、わかるけども…。」

この人には、冗談やとぼけたこと言ったらダメだなと思いました

 

とにかく、『高卒』とゆう言葉を使っては攻めてくる人でした

(大学を出てる事により傲慢になっていたのかなぁ~?この方は…)

 

この時の事を友達に話すと、皆、「聞いてるだけで腹立つわぁ~!なんでゆうてくれんだん??」

と…

この時期は、

私も含めてですが皆それぞれ彼氏も居て、特に友達は結婚の準備と忙しくて私の相談相手母親ぐらいしか居なかったんですよね

(母でいいじゃないかw)

皆、結婚していったんだぁ~先に~(羨ましかったなぁ~)

 

 

次、綴ります

 

 

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様子観察の1ヶ月

2024-12-06 07:58:05 | 日記

2024/11.12/--

摘出手術2024/1/22に行われます。

 

それまでの様子観察と言われた時からの約1ヶ月のことを思い出し綴りたいと思います

 このブログ綴り終われるのかが

ちょいと根気不足な私にとってハードルが高いので心配ではありますが

ブログ出てくるだろう主な人物説明でもしようかな?って…(根気ないのに大丈夫なんか??)

主に3人ほど

まずは、の説明でもしましょうかね

 

は、核家族の1人っ子です

  

幼少の頃はカギっ子と言われる時代で、その時は家の鍵紐でネックレスみたいに首からかけていました🔑

(こんな子、今も居るのかな?)

  

 

物心ついた年齢から自分が結子育てするまでは、

『1人っ子』思われるのも、バレるのもでした

だって、めちゃめちゃイメージ悪いじゃないですかぁ

わがまま

1人が好き

③協調性がない

ざっと、こんなもんですか??

確かに小学校入るまでは保育園から帰ったら1人で遊ぶしかない…

友達の環境もあるのかもしれないけど、私はあまりこの③つには当てはまらない気がします

小学校低学年では、背が高く体も大きかったので私よりはるかに小さい女子達私を仲間とは思ってなかったかもしれません

なので近所の男子達とずっと遊んでました

缶蹴りしたり、ケイドロ遊び、田んぼ用水路でタニシザリガニ捕り

   

そんな、楽しい男子達との遊びも少しづつ私が変り始めます

女子と遊ぶようになります

   

 

そこからが第1試練の始まりです

とにかく女子ズルい束縛少数グループ

この少数グループ3人

負の3人ループ高校生の1年生あたりまで悩まされるんです

   

高校生になって後半からは友達に恵まれとても楽しい時期になりした本当に気の合う友人見つける事ができて

   

 

当然、私の周りには兄弟姉妹がいる人達が多く1人っ子なんて殆どいません…が、

もしかして?!

私と同じようにあまり公表してないだけで居たかもしれませんね

 

私、思う1人っ子なんてあんまし関係ないと思うんですよね

確かにわがままな所あります!、しかし!

兄弟姉妹おられる長女さん次女さんも相当わがままさん

わがまま生きてく知恵持ち合わせてます!

自分の意見ハッキリ言えるし、物を先に勝ち取る賢さもある

その点、、自分の意見は後回しにして合わせてゆく、かなり平和主義です…(損する事のが多い)

今、50歳ですけど、今までの色~~~~んな試練乗り越えて、今では1人っ子の呪縛平気の介です

例えば、仕事場なんかで

「〇〇さん、1人っ子だからワガママなんよ!」

と、聞いて

(私)「マジでか…そんな事あるんやぁ、ちなみに私も1人っ子やで?」(テヘペロ!って顔をすると相手はビックリしてます)

   

人によるんですよ、1人っ子だからとか兄妹いるからってあんまし関係ないですよ

 

話はそれちゃいましたが、結婚し子育てするまでは、

かなりの平和主義誰とでも仲良くでき苦手な人笑ってフェイドアウトする特技を備えてた28歳でした

(一応ひょうきんな1面も備えてた部分もありますw)

 

そんな当時28歳の私はこの1ヶ月恋愛?と病気で振り回されます

 

 

ではまた、綴ります

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医大へ再受診

2024-12-05 20:59:32 | 日記

2004/11/11この日、医大で検査日です。

 

何をどう検査するのかドキドキでした

 

どこか切られるのか

ま、採血はあるよな

目玉に麻酔して覗くやつと… あとは…あとは…

 

私の名前が呼ばれ、母は待合室のまま、私は別室の方へ。

先日、教授の横におられた若い方の先生が来られました

この先生はのちに私の主治医になられる方です

 

ざっと、同じような眼科での検査をして(眼圧とか視力検査など)

 

順番は忘れましたが、すごく辛かった検査2つほど綴ります

 

1つ目は、CTによる毛細血管や取巻く臓器を映し出し細部まで画像を撮る検査です

  

これは、普通CT検査ではなくて造影剤なるものを腕から点滴しながらの撮影です

造影剤点滴する時がとても嫌な違和感がします

特に造影剤が注入される時、すぐ身体の内側から鼻を抜け匂いがします

薬液のようなへんなツ~ンとくるような匂いです。あまり気持ちの良いもんではないです

 

2つ目は、眼底検査です

  

CTの時と同じく、これも普通の眼底検査ではないです、もちろん造影剤注入です

CTの造影剤は点滴のようなもんでしたが、眼底検査の時は目に直接レンズをくっ付け、

片方の腕に大きめ注射器の先に細長い30センチ位のチューブが付きその先に細い針、この針を点滴の様に腕に差し込みます

そして眼に当てているレンズの先強烈な光直視しながら(絶対に眼を瞑ってはいけません!)、それと同時造影剤を入れ撮影する…と いった検査

 

(主治医)「○○さん、行くよ?造影剤入ると急に吐き気するからその時は無理せず言ってね。いくよ?」

(私)  「はい。」

 

ぅう”ぉえ”っ!!!う”ぉえ””っ!!(まるで志村けん 笑)

       

からは鼻水からはヨダレ(28歳・嫁入り前)

 

(主治医)「わかるよ!これ、しんどいのよ。誰でもそうなるからね、少し休もうか。」

(私)  「すみません…。」(28歳・嫁入り前・ティッシュでヨダレ鼻水ぬぐう)

2分ぐらいですぐに

(主治医)「辛いけどすぐ終わらせようね、次も同じだから踏ん張ってね。」

(私)  「え…はい、まって。え…わかりました。」(28歳・嫁入り前・3回程繰り返す)

 

!!

この検査だけはもう2度したくありません

 

 

 

ひと通りの検査が終わり、教授診察

結果はやっぱり同じ、分からない

      

ただ、まだ治験段階提案を新しくしてくれましたが、それはあまりにも未知数怖かったので諦めました

(22年経った今ではこの治療で私と同じ症例が治るそうです!眼を摘出せずに!医療の進歩はすごいですね)

 

今回の診察では、眼の中にある腫瘍が今の所、小さ目なので様子観察として1ヶ月空けて再診となりました

 

 

 

断然、この1ヶ月は辛い時期となったんですが…

 

 

 

読んでくれた方、ありがとうございます

 

また綴りたいと思います

 

 

 

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医大に行く

2024-12-05 17:47:47 | 日記

2004/11/8 この日に医大に行きます。

 

私が住んでいる所から医大までは,

高速を乗り継いで3時間半みっちりかかります

朝の早くから母と一緒に医大を往復したのを思い出します

手術になるまで、何回通ったのかは忘れてしまいましたが

 

病院って、とにかく予約してあっても意味が無い

 

待っても待っても呼ばれない…

どこの病院もそんなもんですよね

 

待ちくたびれた状態で呼ばれたのは、

L時に並んでいくつかの小部屋に分かれた遮光カーテン奥の一室に入りました。

薄暗い狭い空間に色白で少し年配の先生が座っていて、

右側には若い眼鏡をかけた先生も一緒におられました

私と母が入ると何とも狭い空間…

先生はのちにその医大の教授と判明します

 

紹介状を読みながら静かに冷たい物言いで語ります

(教授)「眼の中に腫瘍ができるのは珍しく11万人に1人と非常に少ない。悪性ならメラノーマの確率高く、眼の外側に広がってしまうと年齢も若くあっ、とゆうまに転移し生存率低くなってしまう、が・・・眼の中にある状態では今の医学では調べようがないのが現実摘出して悪い物かどうかを判断するしか手立てがないんだね。例えば、眼に針かなんか刺して中身が何か調べられればいいけど、それしちゃうと針を抜いた時に血液が流れ出しちゃうでしょ?良性なら問題ないけど、悪性だったら…即、転移するからね、近い臓器から血液通ってね。だからすごく厄介な所に出来ちゃったんだよね。」(*11万人に1人は当時の記憶で現在はわかりません)

(私・母)「……………………。」

 

言葉がありませんでした。

 

多分、母はアレやコレやと質問していたと思いますが、私は方針状態で、やっぱし… か、 と。

母は、眼を摘出すれば悪性だった場合どうなるのか良性なら眼をとらず何とか治療法はないのか

など何度も同じような質問を繰り返し教授に聞いていたような気がします。

それでも、教授の返答は冷たく、バッサリと「摘出しなければ分かりません。」これだけです 

 

次回、眼の中の何かをもっと…細かく診るために検査予約待ち中、

(私)「教授って、冷たいよなぁ…やっぱし慣れっこなんかなぁ…。沢山の患者診てると。」

(母)「…そうだね…でもキリがないよね、まだ分からないしね。なんでだろうね。」

私より先にポロポロ泣いて…

何言ってるのか分からんなぁ

 

(母)「ごめんねぇ、お母さんがさきに泣いちゃって~、ごめんねぇ。」

(私)「ええよ、なんかようわからん…。」

って、私はしばらく病院の天井を見ていました

涙がこぼれないよう

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