“泣く事ないやろ！でも夜景作戦大成功”編

「もう１回乗ってみるわ」と

夜景に釣られて娘がもう１度ロードスターに乗る事に。

だけど、外は雪がちらついている。

昼も寒かったが夜はいっそう冷え込んできた。

逆効果になってしまいそう。

トラウマ決定？

とりあえず暖房が効き出すまでは“幌”はたたまない。




山のてっぺんまではクローズで走行。

暖房が効いてくると「暖かいやん！」

「屋根がビニールやから隙間風がすごくって寒いと思ってた！」

「ビュービュー冷たい風が入ってくると思ってた。ビニールやから」




幌です・・あくまでも・・・ビニールと呼ぶな！




山のてっぺんに到着するころには車内ポカポカ。

頂上からは向こう側へ下ります。



「暖かいし天井も苦しくない。夜やから暗いからかな」


「オープンにしてみようか」

「うんいいよ」


雪がちらついていますがここはオープンです。



「こんな簡単にすぐオープンにできるんや」

「ほんならいくで」　　（ここから下りで、夜景が綺麗！！）

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

　「うっほほほ・・・」


　「あっははは・・・」


　「あっは・・あっは・・・」


　「顔だけ寒い・・・あははは・・・」



やがて夜景が目の前に広がってくる。



　「うわー！　きれい！　なんかよく見えるな～　屋根ないからな～」　



ふもとまで下りてきたら・・・

「帰りも夜景見えるかな～」

「後ろに見えるよ」



再び頂上に到着


「もう１回見たい」


家とは反対方向のふもとまで再度下りる。


「あはは・・・　ほんまに綺麗なー」　



で、２往復・・・・



さすがに鼻を「ぐすぐす」いわせているので

帰りは“幌”を出しました。

もはや「頭苦しい」とは言いませんでした。

・・・めでたし、めでたし・・・　　





帰り道

「めっちゃ　気持ちよかった。」

「顔は寒かったけど、他は暖かかったな」


「そら、暖房付いてるからな。結構強力やで。」




「これで昼でもオープンで走れるやろ？」


「・・・・・・・・・・」


「昼間は自転車とか走ってるやろ、自転車と会ったら気まずいやん」

「・・・？？？・・・」

・・・意味不明・・・なんで自転車なん？

「こやつの論理にはやはりついていけない」

エンジンは「かける」でなく「つける（点ける？）」

そして「きる」は「けす（消す）」


先日も、友達のお父さんに大勢で「海遊館」に連れて行ってもらうとの事。

その朝テレビで「海遊館」を取り上げていたので、

「今日はここへ連れて行ってもらうんやな」　


「そんなん分からんやん」


「海遊館に行くんやろ」


「だけどここの海遊館とは限らんやん」


「・・・？？？・・・」　


「海遊館」は日本全国あちこちにあるらしい？？？

なんせこんな「やつ」ですから“意味不明”です。


でも、とりあえずオープンの楽しさは理解してくれたようです。
　
　　　　　


で、二人ともご機嫌状態で帰宅。

ロードスターをガレージに入れてまじまじと眺めていると・・・


　　　　




「やっぱ屋根はビニールかも？」

・・・・・・・・娘が正解？・・・・・・・・