>>哀哀たる父母、我を生みて劬労す(あいあいたるふぼ、われをうみてくろうす)
哀しくも労(いたわ)しい父母は、私を生み育てるのに大変な苦労を重ねられた。子が親の死を悼み、その恩に報いることができな かったことを嘆くこと。孝子が親を慕う心情を歌う句。
出典:「詩経-小雅・蓼莪(りくが)」「蓼蓼者莪、匪莪伊蒿、哀哀父母、生我劬労」
>>親思う心に勝る親心(おやおもうこころにまさるおやごころ) 子が親を思う気持よりも、子を思いやる親の気持ちの方が遥かに
強く 深いということ。
出典:吉田松陰の辞世の歌「親思ふ心にまさる親心、けふの音づれ何ときくらん」
>>愛別離苦(あいべつりく) 《四熟・仏教用語》 八苦の一つ。愛する人と別れるときの苦しみ。
類:●哀別悲離(あいべつひり)
>>恋教え鳥(こいおしえどり)・恋知り鳥 「鶺鴒(せきれい)」のこと。
神話:「古事記」 伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)の二神がこの鳥の所作から交合の方法を学んだという。
>>隔生即忘(きゃくしょうそくもう・そくぼう)[=則忘]
《四熟》 普通一般の人は、この世に生まれ変わるときには、前世のことを全て忘れ去っているということ。
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