土肥の河内と何を得る!

歴史、古いものが好き、道路なんかが好き
土肥の河内と名に負える湯河原真鶴を紹介

宮下暗きょ【湯河原】

2019-05-05 06:23:51 | トンネル・ガード
湯河原駅から駅前の県道75号線を箱根方面へ600mほど行くと、県道が東海道本線をくぐる湯河原架道橋があり、そこから東海道本線の築堤に沿って熱海方面へ100mほど行くとあるのが宮下暗きょです。

 Google マップ

Google マップ

〒259-0304 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下




写真は、海側から熱海方面を向いて撮っています。



暗きょは道路よりも低いところにあり、階段を4段降りる必要があります。
なので完全に歩行者専用です。


というのも向かって右側は水路、左側が歩道になっており、元々水路だったところに無理矢理歩道を作った可能性もあります。
中から出てくるパイプは何でしょうね、水道管、温泉管でしょうか?


入口の写真。
歩道の幅は1.5m程度しかありません。水路まで入れると3.5m程度かな?


東京駅からの距離は99k814m78cm


振り返って撮影
高さは3mくらい


内部


山側出口付近、振り返って撮影
天井につなぎ目のような場所から水が滴って来るので、水溜まりができています。


山側出口付近
階段は8段
長さは50mくらい。単線並列の千歳川橋梁と泉越隧道のために幅が広がるため、それなりの長さがあります。





山側の様子

下長窪開きょ【湯河原】

2019-05-01 14:57:46 | トンネル・ガード
国道135号線の小道地蔵横を上って行く湯河原町道小道地蔵線が東海道本線をくぐる場所にあるのが下長窪開きょです。
真鶴寄りに下長窪トンネルがあります。



海側からの遠望です。
下からガードに向かって上って行くのが町道小道地蔵線、手前に変形十字路の交差点があります。


見通しは最悪、手前のミラーがたよりです。



壁面と線路の橋梁部分
湯河原駅側の壁面に蛍光灯の照明が付いています。


山側から


山側からは辛うじて先が見えるものの、やはり見通しは悪い


高さ制限は3.1メートル、大型車最徐行とありますが、ここを通る大型車はいないでしょう。


山側から向かって右の橋台に直近の塗装の記録が書いてあります。
直近の塗装は、2016年11月
支間4m15とありますが、上に乗ってる橋梁の長さで、道路の幅は3.5mくらい、自動車のすれ違いは不可能です。
長さは約10m


上の写真の真下に名称と東京駅のゼロキロポストからの距離が表示されています。
東京駅から96km801m48㎝

東海道本線のガードは、開業時の大正13年、正確には関東大震災がなければ大正12年10月1日に開業予定でしたので、その当時の姿をとどめていると思います。