国道135号線が湯河原町の新崎川を渡る橋が吉浜橋です。
鉄筋コンクリート下路ロゼ桁構造で、長さ31.6m、幅6m。1951(昭和26)年3月竣工。psコンクリート橋が普及する以前の工法とのことです※。薄い緑で塗られています。長年国道135号線を支えて来ました。写真は、小田原寄りから撮影。右に隣接する橋は、吉浜歩道橋で歩行者専用の橋、左には、真鶴道路の新吉浜橋がかかっています。幅は幹線道路にしては狭く、大型車のすれ違いはギリギリです。
R2.8.14更新
下から見た状況です。
竣工年
吉浜橋の小田原寄りから斜め右に曲がる道が吉浜橋の旧道で、現在の町道本町通り線です。かつて人車鉄道や軽便鉄道も旧道を通っていました。旧道をバイパスする形で吉浜橋や現在の国道135号線が通っています。
橋の建設中に誤って小田原側から車が侵入し、川に突っ込んでしまったことがあったそうです。
熱海寄りから撮影
歩道橋から撮影
※かながわの橋 関野昌丈著 s56年