夕張をうろうろ

夕張に遊びに行くと、たいてい天気に恵まれないA-COLOR。
北海道コミティア４で頒布を予定している『いろいろ。バリバリＧＯ！』で使う写真も、曇天のものばかりでちょっと残念な感じでした…。
しかし、北海道コミティア４を目前に控えて、今日は写真撮影日和の青空！
「今日なら、北ティア４に間に合う！」と判断した我々は、夕張の石炭の歴史村を目指しました。


紅葉山から市内へ向かう分かれ道付近、いつも気になっていた「夕張サワダ珈琲店」に立ち寄りました。
夕張メロンラテを発注。
コーヒーゼリーと、氷の代わりに冷凍夕張メロンが入っているというド迫力なラテでした！
もちろん、コーヒーも美味しいですよ！

北海道新聞のWeb版に、夕張サワダ珈琲店を紹介している記事があったのでリンクします。
【北海道新聞 夕張サワダ珈琲店　豆専門　でも子どもに人気】

そして、夕張市内を奥へ奥へとクルマを走らせます。
先日、夕張メロンが初競りで2玉300万円の値を付けた、とニュースになっていましたが。
夕張市内はメロンシーズンとなり、道の駅だけでなく市内でも夕張メロンを商うお店がそこかしこにありました。




石炭の歴史村へ行く前に、まずは夕張神社を訪れました。


夕張神社の境内から眺めた景色。
ここから石炭の歴史村が見えるかな、と思ったのですが、木々に遮られてここからはハッキリとは見えませんでした。
ミュージアム（夕張希望の丘の煙突の奥）から、ずっと奥へ通じているようです。


そういえば、あの建物って所ジョージ世田谷ベース夕張出張所があって、過去に訪れたことがあったっけ…。
（写真は2011年のもの）
せっかくだから、あの道を通って石炭の歴史村へ行ってみようかな。


拝殿に向かって左側に小さな脇道があったので行ってみました。
「礦業従事者遭難哀悼碑」という石碑のようです。
インターネットで調べた範囲ですが、明治に炭鉱事故の犠牲者を弔うために建てられた石碑のようです。


いよいよ石炭の歴史村へ。

かつて、所ジョージ世田谷ベース夕張出張所があったはずのところを歩いてみましたが、その痕跡を見つけることはできませんでした。
たぶんミュージアムの建物は、当時と変わってないと思うのですが…。
記憶が曖昧です。



そのまま進んでいくと、やがて古い橋へ行き当たりました。
高松跨線橋という、かつての北炭夕張鉄道の施設でした。
【そらち炭鉱の記憶をめぐる 高松北炭夕張炭鉱専用鉄道跨線橋】


現在は、夢見橋になっているようです。


橋の先には「北の零年 希望の杜」という施設跡地になっていました。
『北の零年』とは、吉永小百合が主演した映画です。
夕張市内がロケ地に使われていたようです。


そこから、さらに山の方へ歩いていくとオートキャンプ場跡に。


石炭博物館の櫓が、こういう角度で見られました。
稼働時は、こうやって櫓を見ながら、キャンプをしていたんでしょうか。


遠くには、めろん城跡も見えました。


野ウサギも発見。
人間に慣れているのか警戒心が無いのか、我々が遠巻きに見ているだけだと逃げようともしませんでした。


さらに奥へ進むと。
グリーン劇場かローズガーデンの跡地でしょうか。


一度、山から降りて。
ボンネットバスがポツンと置かれていました。
いつ頃、何に使われていたのか不明ですが、けっこう状態は良さげでした。


石炭の歴史村正面ゲートへ。
ゆうちゃんの左足は以前から破損していましたが、ついに足の破片が地面に…。
元に戻した方が良いのかどうか、判断ができなかったので、このままにしておきました。

2016年度から、石炭博物館は予約した団体客の案内がメインとなりました。
個人で訪れる場合、特定に日時しか入れません。
【夕張リゾート 石炭博物館】
【夕張市 石炭博物館の営業について】


我々がうろうろしている間にも、何台かの訪問客とおぼしきクルマが石炭博物館を目指しては、引き返すという光景を見ていました。
我々も閉館されていることを承知の上で、入場に関する案内が博物館に貼り出されているかな？　と思って、石炭博物館へ行ってみました。
すると、なぜか続々と人がやってくるではありませんか。
なんと、この日はちょうど夕張市民への博物館開放日で、そのお客さんたちが入館する時間に、ご一緒する形になったのでした。
「よろしければ、ご一緒にいかがですか？」
とお誘いまで受けちゃいました。
予定があったので、お誘いは辞退したのですが、こういう偶然もあるんだなあと思ったりしました。


北海道物産センターにある、夕張市内の観光案内。
現存しているものは…？

今日は天気に恵まれたおかげで『いろいろ。バリバリＧＯ！』の写真を差し替えることができました。
北ティア４当日は無料頒布しています。
イベント終了後は、言い値書店で無料で公開していますので、こちらもどうぞ！

【言い値書店 いろいろ。バリバリGO!】