さて、今回9月14日、「てつがくカフェ@いわて」と「映像サーベイヤーズ」がコラボして次のようなイベントを開催することをお知らせいたします。
「映像サーベイヤーズ」とは震災後、建設会社を経営しながら、仙台を拠点に被災地の映像記録を撮影し続けている、映像作家・高野裕之さん(他/村田怜央さん、吉田文恵さん)」を中心に映像作品を各地で上映し、その後市民のみなさんとフリートークする「こえシネマ」というイベントを開催されている方々です。
それと「てつがくカフェ@いわて」が共催して、『こえシネマ@いわて 映 画上映会&クロストーク 映像サーベイヤーズ×てつがくカフェ@いわて』を開催することになりました (@いわて的には「てつがくカフェ@いわてversion.etc」として).。
この繋がりは、@いわてのメンバーでもあり、現在岩手大学図書館に勤務されている藤原英理子さんの強い思いで実現しました。
藤原さんと高野さんは仙台在学時に映像活動を通して知り合い、その関係が今でも続いているとの事です。
とてもバイタリティーある方々でてつがくカフェのメンバーも刺激を受けています。
特筆すべきは、今回お二人はお忙しい中時間を見つけ、8月17日に岩手県沿岸に行かれました。そこで現在の田老~宮古~山田の日常を撮影、そして それと内陸部との日常の間のあまりにも過酷である意味「不気味な」乖離や距離感の様子の記録を映像で綴った最新版「夕潮の帰 り道vol..2」をひっさげて参加されます。
以下、藤原さんが報道機関に送った今回のイベントの開催経緯・趣旨のメールをそのまま転記します。
>このイベントは、仙台を拠点に活動する「映像サーベイヤーズ」と岩手を拠点に活動する「てつがくカフェ@いわて」が、「映像」と「て つがく」と方法を異にしながら、「震災という体験のもと集まった市民の対話を通じ、ものごとの本質を探ろうとする試み」を行っているという点で互いの共通項を見出し、この度共同開催に至りました。
「言葉」と「映像」といった手法は違うものの、私たちはとても近い事を考えていた事に感動せずにはいられません。そして映像サーベイヤーズの みなさんがやってきたこととてつがく@いわてがやってきたことをぶつからせてみよう、というのが今回の試みです。ファシリテーターは音楽カ フェでも活躍中の八木晧平君です。この試みを牽引できるのは彼しかいません。
みなさま、このイベントへのふるってのご参加、活動の宣伝・情報拡散などどうぞ宜しくお願いいたします(加賀谷)。