2018年2月某日及び5月某日、神戸(中央区+α)でVoigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mmによる近代建築撮影を行いました。
3回に分けて物件紹介をするつもりですが、旧ハリヤー邸(うろこの家)は内部を含めて多数撮影したので単独で紹介します。
使用カメラ・レンズ:SONY α7・Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHERICAL III E-mount
今回は5月撮影分です。2月撮影の写真は有りません。
旧ハリヤー邸(うろこの家)
(不詳/M38頃・T年間移築/木2/登録文化財・兵庫県指定住宅百選)
建築を見せるのが第一目的ではないので、庭にはアート作品があります。
塔屋見上げ
スレート一枚一枚の色艶が違うのも趣きです。昔の瓦屋根も同じ趣きがありますね。
西面外壁
ステンドグラスが入っています。不自然に飛び出したコンクリートは何?
入り口
塔屋の真下です。
玄関入って北向きに撮影。
玄関入るとすぐに階段。
振り返って玄関を撮影。
一階南西の部屋南西の壁。
外から見えたステンドグラス。そして、コンクリートの正体は暖炉。(煙突は撤去されています)
南のステンドグラス
北のステンドグラス
ステンドグラスは新しいかな?
同じ部屋、玄関の方を向いて南東の壁。
西洋アンティーク好きにはたまらない調度品だと思います。
門外漢なので詳しくは分からないですが、茶箪笥にあるロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートなら、自分の誕生年のを持っています。
一階北西の部屋北西の壁。
更に凄そうな食器類が展示。
一階南東の部屋。売店です。
売店なので撮影禁止ですが、お願いしたらバーカウンターだけ撮影させてくれました。
部屋の北西に設置されています。ハリヤー氏が設置したのでしょうか?
ワイングラスを引っ掛ける所があるので、間違いなくバーカウンターですね。
二階北側の廊下から南向きに撮影。
二階南西はL字型に廊下が続いた形でサンルームになっています。
二階北側に東西の部屋を結ぶ細い廊下があります。
二階南東の部屋北東の壁。
調度品が素晴しい。
同じ部屋南東の壁。
二階南西の部屋南西の壁。
執務室?
同じ部屋北側の壁。
書斎ですかね。
二階北西の部屋北西の壁。
同じ部屋北東の壁。
東の部屋につながる細い廊下とステンドグラスが見えます。
二階北東の部屋南東の壁。
寝室でしょうか。
左隣は「うろこ美術館」1982年に開館した新しい建築です。
30年ほど前の神戸市景観ガイドラインの冊子には「伝統的な建物の象徴的意匠を安易に模倣することは避けるべきです・・・」と評されています。
伝建地区外なので、このような建築を造ることが出来たのだろうと思います。
何故か、庭に電話ボックスが・・・
ロンドン旧市街で実際に使われていたものだそうです。
神戸にも、この建築にも、何のゆかりもない展示物・・・
神戸北野の異人館は、純粋に建築を見学したい人にはちょっとキビシイ場所とも言えます。
では、次回以降3回で神戸の近代建築を紹介します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます