私の帰省日記 厳冬編③

友人と、会いました。
以前、紹介しました"強い女"です。
彼女が気になっていた、パスタダイニングで、ランチを食べました。
そのお店は、民間を改装したとても素敵な空間でした。窓から見える、どこまでもつづく田んぼが、印象的でした。
海老のクリームソースパスタと、グラスワインの白を、美味しくいただきました。
あっという間に時間は過ぎて、甥っ子達のお土産の買い物に付き合ってもらって、再びお茶しました。
そのお店で、バッタリ他の友人に会い、いつの間にか東京から戻っていて、8つも下のお嫁さんを連れて帰って来たという、面白い再会をしました。
そんなこんなで、お別れの時間と、なってしまいました。
あんなに強いと思っていた彼女は、どこか傷ついて、壊れそうでした。
あたしは、そんな彼女に何をしていいか分からず、ただ手を握っていました。
今度会うときは、もう少し、強さが、戻っている事を、願います。
まだつづく。

私の帰省日記 厳冬編②

帰省、1日目です。
今朝、バスで着いたばかりなので、ゆっくり休みたいところ、でしたが、友人との約束がありますので、甥っ子達の相手もそこそこに、ざっと湯船に浸かって、家を出ました。
仕事へ向かう母と、走って例の電車に飛び乗りました。今度は2両で、乗客も結構いらっしゃいました。飛び交う方言に、一瞬聞き取れない自分が、いました。
駅に着いて、母と別れると、乗り継ぎの電車まで時間がありましたので、菓子パンとコーヒーを買って、待合室で食べました。
東京では味わう事のない、のんびりした時間…。
またつづく。

私の帰省日記 厳冬編①

　先日、帰省しました。
　今回も、夜行バスを、利用しました。何とかチケットの購入に間に合い(ネット予約、相変わらず慣れません)、いつもと同じ集合場所なのに、迷いつつもたどり着き、受付をしないで勝手に乗ったものですから、電話が鳴り、「もう乗りました」と、バスの中で言う始末。はずかしや。
　バスではゆっくりねむれないので、休憩の度に、トイレへ行きます。身体を動かしたほうが、むくまないし、気分転換になります。でも、ほとんど人が降りないので、落ち着きのナイ子と思われたかも、しれません。
　地元に着いて、今度は、路面電車に、乗ります。いつもなら、父が迎えに来てくれるのですが、今回は予定が付かず、独りです。５、６年ぶりに、チンチン電車に、乗りました。
　久しぶりに乗った電車は、ゆっくりと、すすみます。ゆりかごのようで、つい、うとうととしてしまいます。
　電車を降り、１０分ほど歩き、やっと、実家に、たどり着きました。
　つづく。