なB・F・バックストンと言う人がいました。
この人は、島根県松江市に住んで、日本の多く
の牧師に影響を与えて、聖霊に満たされた見本
の様な人でした。この人が書いた本に
「レビ記講義」があります。今日は、そこから
抜粋し、ご紹介します。
人は血により頼まないで、ただ自分を洗い潔
めて、自分の力で悔い改めた有り様にて、神に
面会する事は恐るべき事です。その為に、愛に
もれて、神の前に礼拝したき精神がありません
。
その為に喜びをもって神に感謝する事はあり
ません。かえって神の恐ろしき有り様を見て、
遠く離れとうございます。
けれども、レビ記9章を見ますならば、血の
力がわかります。神の栄光を見ましても、聖血
の力によって、少しも恐れがありません。
かえって、喜びと愛とが起こります。
聖血の為に、はばからずして、神の前に立つ
事を得ます。民らは、この血を見て神の恩が
分かりました。
神は聖血によって、ご自身の豊かなる恩の貯蔵
を顕し給いました。
それ故に、罪人は、その恩に感じて、恐れを捨
てて平安と喜びに満たされました。
ある人は、聖血に感ずる事なく、深く悔い改
めて自分を潔くすれば、神の前に立つ事が出来
ると思います。その真心をもって、悪を捨てる
ならば、喜んで神に面会する事が出来ると思い
ます。
けれども、これは大いなる間違いです。
全体として9章を見ます時に、これは主イエス
が、この地上における働きと、再臨の雛型です
。全世界の人間の眼前に神の完き贖いが顕れま
した。
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「あなた方は、皆、この酒杯より飲みなさい
これは契約の、私の血です。多くの人の為に 罪の赦しを得さるために、流す所のものです」
(マタイ26-27、28)
「わたしの血は真の飲み物です。わが肉を食べ
わたしの血を飲む者は、私におり、私も彼におる」 (ヨハネ6-55、56)
「あなた方が贖なわれたのは、…キリストの
尊い血によったのです」(第1ペテロ1-18、19)
「その子イエスの血、すべての罪より我らを
潔む」 (第1ヨハネ1-7)