カメラってのは、解像度がどうとか、AFスピードがどうだとかは、あんまり重要ではないですね。
手に持った感触とか、シャッターを押したときに手に伝わってくる振動とか、そういうものが大事なんだなと思う今日この頃です。
先日、今更ですが、中古でPL7を手に入れまして、ようやく「これだ!」と思えるサブカメラに出会えたと思っているところです。
手に持った時に感じる、ほど良い重さと剛性感、それから、シャッターが下りたときの音と振動が何とも言えず心地良いんです。
コンパクトでスタイリッシュなPL7に不釣り合いではありますが、同時に手に入れたVF-4という高性能なビューファインダーも、いざとなればメインになりえる武器になります。
パナの歴代GX7のファインダーはコントラストが強すぎて、暗い部分が見ずらいという欠点があります。VF-4はコントラストが低めでかなり見やすく、オリンパスのM10やM5はおろか、フラッグシップM1にも負けないのではないかと思うほどです。
ちなみに中古相場では、VF-2との価格差が縮まってきているので、VF-4は狙い目だと思います。VF-2もGX7のファインダーよりは見やすいので悪くはないのですが、正直、性能差はかなりあります。
今はパナの12-32mmを装着して撮影を楽しんでいますが、初めてMF専用のレンズを使ってみることにしました。七工匠の25mm f1.8です。
PL7を手に入れて、「写真を撮る」という行為そのものを楽しみたいと思い始めたことがこのレンズを選んだきっかけです。
小さくて軽く、近接撮影にも強い。新品で9000円を切る破格のお値段も大きな魅力です。中国メーカーの製品ではありますが、もし使いこなせなくても、マップカメラさんなどで買い取ってもらえるということも、購入に踏み切れたひとつの要因です。
レンズは明日届きます。楽しみです。