昨年の暮れに,思い切ってプレイヤッド叢書の『失われた時を求めて』全4巻を買ってしまいました。革装です。わたしにとって初めてのプレイヤッド叢書でもあります。
身が引き締まる思いです。さあ,読むぞー,そして書くぞー,という気持ちになります。
これだけでも嬉しかったのですが,さらにこんなことが。
大晦日の夕方,宅配便が届きました。フランスからというのです。なんだろうと思いながら開けてみたら,なんと小さなプレイヤッドが出てきました。それも2冊も!
プリントされた手紙が添えられており,それによりますと,年間で2冊プレイヤッド叢書を購入した人に,この手帳をプレゼントしているのだそうです。
私は全4巻だから,2冊の手帳を送ってきてくれたのです。
中を見ると,12人の作家たちによる手書きのイラストがあります。
イヨネスコ,プルースト,アポリネール,コクトー,サンーテグジュペリ,アルトー,プレヴェール,ミショー,ユルスナール,マルロー,クンデラ
ね,すごいでしょ。
持っているだけでも,いい気分になります。
いや,持っているだけではもったいない。文学史やあれやこれや,たくさんフランス語が書かれています。
これも読んでお勉強しませう。
中身も,私にとって使いやすい見開き週間になっていますから,
今年はこれでスケジュール管理ばっちりです。
ちなみにプルースト全4巻で27,700円ほどでした。
円高のおかげですね。