さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

地下鉄に乗って

2006-11-27 02:08:41 | 読書

ついに読みました!

休日に、家で半分横たわりながら、
本を読めるというのは極上の幸せ
極楽極楽

さて、お話ですが、
いろいろ考えさせられるものでした。
読み終わった後、
ぜひ、映像で見たくなりました。
ネットでチェックしたのですが、
我が家の近所の映画館では、今週で放映終わり。
・・・今週は行けるかどうか分からないので・・・
もしかしたら、テレビ放映orDVD化待ちになってしまいそうです。

映像を見たい理由は、
銀座線&丸の内線、
新橋駅や、
新中野駅、中野富士見町駅などの馴染みの駅が
登場しているからです。

お話は、思わぬ方向に進行していって、
読み終えた後、少し茫然としてしまいました。

自分の気持ちや考えを、
誤解なしに伝えるって難しいことですね。
意地を張ったり、
躊躇したりしているうちに、
自分の気持ちを結局伝えられないままのこと・・・確かにあります。
ちょっと落ち着けば、
相手にも事情があるし、
人の数だけ真実があると思えるのですが、
かーっとしてしまうと、それが全て吹き飛んでしまう・・・。
大事な人に、大事なことをどれだけ伝えられているだろうかと、
考えてしまいました。


天国はまだ遠く

2006-11-23 00:11:14 | 読書
瀬尾まいこさんの本です。
瀬尾さんは、私の1つ上なのですね。
この本は、とても爽やかなお話でした。

映画化されるようです。
ヒロイン千鶴さんと、田村さんのやり取りと並んで、
美しい景色が見せ場になりますね。
映画館で見てみたい映画・・・になりそうな予感。

ハードな一週間を終えて、
ホッとしている金曜日の夜に合いそうな本です。

田村さんと千鶴さんが、「今日は11月23日、勤労感謝の日」と
気づく場面があるのですが、
これを書いている今がまさに11月23日、
そんな発見があると、
ますます読書を好きになってしまいそうです。

55歳からの美肌カウンセリング

2006-11-21 23:58:54 | 読書
佐伯チズさんの著書です。

・・・自分のために買ったわけではなく、
母にあげるために買ったものなのですが、
せっかくなので、
あげる前に、自分で読んでしまいました。
(もちろん許可を得た後ですが・・・)

冒頭で、浅田次郎さんの以下のコメントを紹介されています。
「女性には、その歳なりの美しさが必ずある。
これは僕の持論です。
 さらに言えば、客観的に見ても、
 10代より20代、20代より30代、
 30代より40代、40代より50代のほうが魅力を増していく」
素敵な言葉です。
まさに私の目指している道(?)です。
本当にそうありたいです。

今の私は、その道に近づくべく、格闘中ということにしておいてください。
昨年30代になりましたが、
20代の自分よりは、今の自分の方が好きです(←またまた大甘採点!)。
魅力的であるかはかなり疑問ですが、ね。
でも、自分が好きな自分のほうが、自分の嫌いな自分より、
魅力的な女性に近づいているはず、と思いたい・・・!

そして本書ですが、
『55歳からの~』
という題がついていますが、
30代の私が読んでも、学び、且つ、楽しめる内容でした!

ちなみに『35歳からの美肌カウンセリング』は
すでに購入&購読済みです!


リビングLiving

2006-11-21 19:11:05 | 読書
重松清さんの短編集です。

まるで自分の身の上話を読んでいるような、
まるで友人の話を聞いているような
リアルな描写で
ぐいぐい引き込まれてしまい、
あっという間に読み終えてしました。

”涙そうそう”とは違うアプローチになりますが、
家族について考えてしまう本です。

それにしても観察力に脱帽です(^^)

涙そうそう

2006-11-17 22:37:05 | 読書
読みました。
mitonaprilさんのブログに刺激を受け、
昨日一気に読破しました。
沖縄に行ったあとなので、
読みながら、
風景を頭に描けるのが嬉しいo(^-^)o
読みながら、
涙そうそう♪を口ずさんだりしちゃいましたよ(^^)
ヨウタとカオルのほほえましいやりとり。
その会話にツッコミを入れたくなっちゃいます…が、
笑いのほかにも、涙あり(>_<)
切ないのです(>_<)
電車の中だったので、
目に涙がたまっただけでしたが、
涙、涙、涙(:_;)です。
心では号泣してしまいました。

☆続く☆

手紙

2006-11-08 01:48:33 | 読書
映画化もされる話題の一作。
読んでみました。

これまた、大変切ない物語です。
強盗殺人の罪で服役中の兄を持つ直貴。
私が直貴だったら、
私が直貴の兄だったら、
私が朝美だったら、
私が朝美の両親だったら、
私のそばに直貴がいたら、
どうするのだろうと考えてみましたが、
実際にその立場に立った人の苦しみや悲しみは
簡単に推し量ることはできないのだということを
再認識した感じです。

梅村先生の言葉、
平野社長の言葉、
由実子の言葉、
寺尾の言葉、
そして、被害者である緒方の言葉、
それが、心にしみこみました。

水曜の朝、午前三時

2006-10-29 14:36:34 | 読書
切ない恋愛小説です。
なぜこんな切ない設定なのだろうと
著者の方をうらみたくなるほどの
切ない恋愛小説です。
しかし、そのような中でも
ヒロイン直美さんも、
彼女の思い人の臼井さんも、
そのほかの人達も
自分の足で、自分の道を歩いていこうとしている姿に
心打たれ、
人を愛するということが
形になるにせよ、
形をなせないにせよ、
すばらしいことであることを
しみじみと感じることができました。

偽善的な思いやりは
この小説を読んでいると
木っ端みじんに砕かれます。
信念を持ち続けることは難しい…
心の奥がえぐられるようでした。

本の世界は奥が深い…
今晩からまた話題作を読み始めるつもりです。

永遠。

2006-10-19 23:58:50 | 読書
村山由佳さんの短編小説です。
金平糖のような短編小説です。

卯月さん、葉月さんの女っぷりには惚れ惚れ。

忘れまいと思うことから忘れていき、
忘れたいことほどいつまでも忘れられない。
でも、きっと誰もがそういうものをかかえているんだろうと俺は思った。
〈一度誰かとの間に芽生えたつながりは、ずーっと消えずに続いていく〉
だとしたら―どんなに忘れようとしても忘れられないのは、
もしかすると、それが忘れてはいけないことだからなのかもしれない。
そうなふうにして人は誰も、ほんとうは大切な誰かのことを、
いつまでも記憶に刻んでいくのかもしれない……。

↑が今回、特に印象に残ったところ。

解説を読んで知ったのですが、
この物語は、映画『卒業』とのコラボレーションで生まれた作品で、
サイド・ストーリーとなっているそうです。

解説を読むまでは全然気づかなかったけれど、
そういわれてみればそうかなぁ?
どちらも秀作(←生意気ですみません!)ですから、
どちらも単体でも感動を生む作品になっています。
秀作同士が絡み合ったら、・・・素敵ですよね♪

映画好き&本好きの私にとっては
とてもわくわくする企画!
こんな企画が次々と生まれると・・・ますます映画&本好きになってしまいそう!

仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識

2006-10-18 00:56:23 | 読書
井形慶子さんの本です。
行き&帰りの飛行機の中で読みました。
最初は「しまった~っ!」と思ったのです。
対象は私の両親世代では???と思ってしまったもので・・・。

でもすぐに大いに共感して、
あっという間に読み終えてしまいました!
やっぱりこれは母に読ませねば・・・
再来週には母の手元に渡っているはずです。

私は、若さ第一主義!の考え方には大反対!!!
何歳までにどうしていなければならない、というのは
ナンセンスだと思っています。
人はそれぞれ適齢期があるから、
その人にとって時が熟したときに、
その行動に移ればいいと思うのですが、
社会は、なかなかそれを認めてくれませんよね・・・
私は、
大学在学中から、横道に逸れていますが、
就職のときに、その壁を感じました。
まあ、なんとかお給金をもらって、
生活しているので、
このままマイペースで行くぞ~
という感じで、日々をすごしています。

でも、やっぱり弱っちぃので
ほかの人の動向を見て、おたおたしたり、
どよ~んと落ち込んでしまうことが、たびたびありますけどね

では、今回も心に残った部分をご紹介。

ある時、スープキッチンで働く老婦人が
あまりにも忙しそうだったので、
私は「大変ですね」と声をかけた。
すると彼女は笑って片手をブラブラと振ってみせた。
「とんでもない。私の片手はいつも誰かのために空けてあるのよ。
 必要とされればいつでも差し出せるようにね」
老婦人の言葉に私は思わず自分の手を見つめたのだった。

「この前、私が担当する75歳の男性と70歳の女性が再婚したのよ。
 地元のダンスパーティーで知り合った二人は恋に落ちて
 残りの人生を共に歩む決意を固めたの」
彼女(←イギリス人)はそのことをまだ10代の息子たちに話したところ、
彼らは即「うわー、カッコイイ!」と手をたたいて喜んだ。
ところが、彼女が勤める病院で現地ボランティアとして働く
日本の20代の男の子に同じ話をしたところ、
「そんな齢になって恋ができるんですかね。
 僕にはその感覚が分からない」と答えたそうだ。
「何人かの日本人と接してて思ったんだけど、
 彼らにはパートナーシップが人生においてどれだけ大切かという
 発想が欠けていると思うの。高齢者であっても
 ヨーロッパの人は生きていく中で常にパーソナルコンタクトを
 求めている。だからいくつになっても恋が芽ばえるのよ」

「肩書き(ここでは「エグゼクティブ」「ダイレクター」「ヘッド」等
 会社における肩書き)は所詮アウトラインだ。
 人間の本質を肩書き一つですべて言い表すことなどできない」
イギリス人の経営者がつぶやいた言葉は今でも忘れられない。

クィーンマザーは、自らの生を愛した。そして「人生に齢は関係ない、
自らの人生を楽しみなさい」と、国民に偉大なメッセージを
送り続けたのだ。
若さがなくても、学歴や誇れる仕事がなくても、
歩き続けた人生を振り返った時、そこには他の誰のものでもない、
その人だけの道のりができあがっている。
それこそが、誰もが作り出せるかけがえのない実績なのだ。
Proud of your age!
尽きることない生きる喜びが、ここにあった。



天使の卵

2006-10-17 03:16:37 | 読書
読書の秋です。

10月21日から全国ロードショーとなる『天使の涙』の
原作本を読みました。

全てを読みきることはせず、
明日の通勤分は取っておこう、と思いましたが、
クライマックスでやめられるわけがありません。
結局最後まで読んでしまい、この時刻。
明日も起きるのがつらい朝を迎えそう・・・

詳しく書くとネタばれになってしまいますよね。
ということで、あらすじは省略。

話は、魅力的です。
予想は見事に裏切られ、はらはらドキドキしっぱなし、
ぐいぐい引き込まれていってしまいました。

特に映画化され、キャストが発表されていますから、
頭の中に描かれる物語を演じているのは
おのずからそのキャスティングされた俳優さんたちですが、
私の頭の中では、市原隼人さん、小西真奈美さん、沢尻エリカさんが
縦横無尽に駆け回ってしまっていました。
私はぴったりな配役ではないかと思っています。

結末は知ってしまったけれど、
映画もぜひ見たいですね。
(見たい映画が多すぎて、困っています)

「天使の梯子」という続編もあるのですね~
ぜひ読みたい。

オロロ畑でつかまえて

2006-10-11 11:50:05 | 読書

今回の旅行(2泊3日)中には、
2冊本を読みました。
その中の一冊をご紹介。

最近はまっている萩原浩さんのデビュー作です。
先日大いに感動した「なかよし小鳩組」との兄弟作(前作?)と聞いて、
買わずにいられませんでした。

人口わずか300人の、
日本の秘境・大牛郡牛穴村の宣伝を
杉山さん勤めるユニバーサル広告社が行うというものですが、
予想を裏切る展開に
ハラハラしながら
あっという間に読み終えてしまいました。

先に読んだ「仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識」でテーマになっていた
都市と郊外の都市のあり方、終の棲家について・・・
等についても、思わず考えさせられました。

ユニバーサル広告社の石井社長、杉山さん、村崎さん、猪熊さん、
それから杉山さんの元奥さんの幸子さん、娘さんである早苗ちゃんも
この本から、いい味を出してくれています。

ただ、まだご覧になっていない方であれば
「オロロ畑でつかまえて」→「なかよし小鳩組」と
読まれることをおススメします。
なぜなら、オロロ~も面白いのですが、
小鳩組はその上の上を行っていますので・・・。
登場人物の個性も更に豊かになっていますし、
お話にも深みが出てきていますので(すみません!生意気に)・・・。

また続編が出るのかしら?
ぜひ出してください!!!


なかよし小鳩組

2006-10-06 00:58:57 | 読書

神様からひと言」に続いて、
萩原浩さんの本を読みましたが、
もう最高!
すっかり大ファンです!!!

吉田伸子さんが、解説の中で、
「 笑いと泣きはセットになってこそ、
 互いが引き立つ、というのが私の持論である。(中略)
 この二冊(←『母恋旅烏』『神様からひと言』はそういう意味で、
 笑いと泣きが、絶妙なバランスで、互いに引き立てあっていた、と思う。」
と書いていらっしゃいますが、
本作でも、笑いと泣きが盛り込まれていて、
電車の中で読んでいても
くすくす笑ったり、
目に涙をためてしまったり
してしました(←かなり怪しい???)。

主人公杉山さん、
メインは彼のお仕事(ヤクザ小鳩組の広報)のお話、
そのほかに離婚した奥さんと娘さんのお話が絡み合って、
展開していきます。
最後には、全ての登場人物が愛おしくなってきてしまいます。

杉山さん、だんだんいい男になっていきます。
乳がんになってしまった元・奥さんに
「俺が保証する。おっぱいなんてなくたって、お前はいいヤツだよ。
 尻がなくたって顔がなくたって、いい女だ」
て声を張りあげて伝えるんです。
これに対する元・奥さんも・・・泣かせます。
通勤電車で、朝からうるうるです。

700円(未満)でこんなにも楽しませてくれる、
本って偉大です。


おいしい人間

2006-09-29 23:54:40 | 読書

またまた素敵な本に出会いました。
高峰秀子さんの本です。

私は本好きなのですが、
それは父の血らしく、
母は文字よりも画像が好きなタイプで、
まず自分では本を買いません。
ボケ防止のためと言いながら、読書を勧めていますが、
高峰秀子さんの本だったら、きっと喜んで読むだろうと思って買い、
まず私が読んだわけです。

良かったです。
とても良かったです。
高峰さんは、
文春文庫からは、本書を含めて10冊本を出されているようですが、
きっと私は、全て購入し、読むことになるでしょう。

一歳年下の旦那様との関係は、
あこがれてしまうほど素敵ですし、
大切な方々とのお付き合いの仕方にも
おいしいものとのお付き合いの仕方にも
すっかり感銘を受けてしまいました。
映画は見たことはありませんが、
とても魅力的な方で、私はすっかり魅了されてしまいました。

この本で特に印象に残っているのは・・・
「人間の生命には限度がある。
 伝えたい気持ちは素直に伝え、
 会いたい人には素直に会っておくことだ」

「人は、その生い立ち、環境によって
 それぞれ感銘を受ける言葉もちがうだろう。
 姑に貰った一言が、心底生きる支えとなった嫁の話など、
 あるい人におっては甘ったるくアホらしいことかもしれない。
 それでも私はいまだにお姑さんの一言を、
 私の宝として大切に抱きしめている。
    われという人の心はただひとつ
      われよりほかに知る人はなし  
                        谷崎潤一郎」

それから、私も何度か訪れたところが舞台となっている
「自力回復-台湾薬膳旅行」
「白日夢-北京宮廷料理」
については、緊迫感を覚えながら読みました。

次の作品はどれを読みましょう???
楽しみです。



いつもハッピー!スッキリ朝とゆったり夜

2006-09-08 22:13:26 | 読書
コンビニで見つけて購入してしまいました(*_*)

まさに私の課題が表題になっている?!
これは買うしかないだろう~♪
どの項目にも”納得~♪”
早く自分のものにして ”いつもハッピー!”に過ごしたいわ~

レシピやインテリア、美容についても書かれています!
かわいいイラスト付きなのもうれしいO(≧∇≦)o
まずは三ヶ月でものにすることを目標にしましょ(^^)

今朝早速一つ実践しましたよ~
テレビを付けず、
ギター音楽から一日を始めてみました。
いつもより、穏やかで優しくなれていた気がします(^^)←主観的な判断ですが…

最近、心で願っていたこととか、
イメージしていたことってしばらくすると身の上に起きる気がします。
そして感じるのが
”素敵な人だ。ぜひ交流したい” と思う人と
連絡が取り合えるようになっていること。
それとともに嫌な考えも私から出ていってくれる!

別に劇的にいいことが起こるわけではないのですが、
身の回りの、些細なことにしみじみと幸せを感じて
むふーっとにやけてしまっていますf^_^;

…怪しい人と思われて、御用にならぬよう、気をつけますf^_^;