さくらんのDias de Pasion

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ベートーヴェン交響曲全曲演奏会《第3部》 田園&第7番

2006-05-29 00:16:00 | 音楽&コンサート
昨日、またまた素敵なコンサートに行ってきました~!
昨日は、久々にベートーヴェンでした。

ベートーヴェン交響曲全曲演奏会《第3部》
パーヴォ・ヤルヴィさん指揮、
ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で、
交響曲第6番「田園」と
交響曲第7番を聞いてきました。

これまた、どんなに素晴らしい演奏会か、という事前知識はまったくなく、
ただただ「久しぶりに大好きな”田園”を聞きたいな」と思って
買ったチケットでした。

会場は、みなとみらいの大ホール、
初のバルコニー席でした。
(ちょっと優雅な気分になっちゃいました。
 こんなことなら、・・・ちゃんとお洒落をしていけばよかった!!!)

「田園」はカセットを持っていますし(←古い?)、
昨年も2度ほど生演奏を聞いていますし、
本当に好きな曲なのですが、
”非常に優雅で、やわらかい演奏だな”と思って聞いていました。
貴族のサロンで弾かれたときには、こんな演奏だったに違いない、
そんな気分でした。

休憩の間に、CDを買いに行ったのですが、
そうしたら、CDを売っている初老の男性が、
「パーヴォ・ヤルヴィさんの特徴は、やわらかい演奏だよ。
 カラヤンと対極をなすといってもいいだろうね。
 ヤルヴィさんの、2、4、6、8番は特に注目だよ」
と話してくださいました。
同じくCDを買っていらっしゃった女性も
かなり通のようですが、やはり私が思ったような感想をおっしゃっていて、
私の耳も、少しはかななんて、嬉しくなってしまいました
それから、先ほどの男性によれば
ヤルヴィさんは、金管楽器の演奏が、弦楽器に消されるのを嫌がり、
弦の数は、ベートーヴェンの当時と同じくらいに減らされているとか・・・。
6番も7番も、オーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン等が
大活躍しますが、
金管楽器が歌うのが非常によく聞こえると思ったら、
そういうことだったのですね!
弦楽器も好きですが、金管楽器も好きなので、
そんな心遣い(?)は嬉しいです!

20分の休憩の後は、第7番。
第7番を聞くのは、初めてです。
「どうなるのだろう?どうなるのだろう?」と
ずっとわくわくしながら聞いていました。
最後はかなり力強い演奏で、盛り上がっていきます。
指揮棒を振り下ろしたと同時に、大きな、大きな拍手が鳴り響きました。
漫画とかで、極太ゴシックで「わー」「わー」って
拍手を表現されることがありますけど、
まさにあんな感じでした
私も最大限の力をこめて拍手をしていましたが、
会場内の拍手の大きさは、私が聞いたものの中で一番大きいものではないか
と思われるほど、大きな拍手が、いつまでも鳴り響いていました。

この日のアンコールは、
「コリオラン」序曲でした。


あまりにも感動したので、
CDと「田園」のスコアブックを買ったのですが、
最後に、サイン会がありました(私はCDにサインしてもらいました)。
「感動しました」と、ヤルヴィさんに伝えて、握手してもらって帰ってきました。
本当に素晴らしい演奏でした。

このCDは、実は交響曲の第3番と第8番が収録されています。
2009年までかけて、ベートーヴェンの全交響曲を録音されるそうです。
もちろん、全部買うつもりです!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
極太ゴシックの7番 (村越)
2006-05-31 01:47:38
お久しぶりです。

素晴らしい演奏だったみたいでよかったですね。

私は行こうかどうか迷い、結局会場が遠いのを理由にチケットを購入しなかったのですが、柚子茶っ子さんの感想を読んで、少し後悔しています。

私はベートーヴェンでは7番が好きなので、極太ゴシックの歓声を受ける7番、

聴いて見たかったです。残念。。

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コメントありがとうございます! (柚子茶っ子)
2006-06-03 17:25:32
村越さん、

コメントをありがとうございます。

割れんばかりの拍手だったので、

思わず・・・”極太・・・”書いてしまいました・・・



CDを買うときに

「明日の8番がおススメなんだ」と言われました。

また、このシリーズの演奏が

日本で行われるといいですね。

そうしたら、きっと、

全回聞きに行きたい、と思っています。
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ベートーヴェン演奏の革命 (ところ)
2006-08-18 18:09:52
同じ演奏を聴きました。ヤルヴィの演奏会は二度目ですが、ドイツカンマーフィルとのベートーヴェンは別格。来年、同じ演目での米国ツアーを予\定していますが、センセーション間違いなし。その時、世界的な評価を獲得するはず。その前に聴けたのはラッキーでした。最前列の中央席では、弦楽器群の音の競演。弦楽器が壊れんばかりの力演。これまでに聴いたことのない演奏様式に精神を高揚させられた。これこそが私が長年待ち続けたベートーヴェンに違いないと確信した。ベートーヴェンの演奏はヤルヴィによって過去と決別して新たな段階へと突入したといえる。ヤルヴィ、ドイツカンマーフィルの組み合わせには今後十\年間は注目したい。再来日が楽しみです。
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Unknown (ゆずこ)
2006-08-19 00:58:09
♪ところさん

コメントをありがとうございます。

あの会場にいらっしゃったのですね!



そうですね、再来日が楽しみです。

チケットを取るのは大変になってしまうのでしょうね・・・
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